オーストラリアで大人気な動物、カンガルー。
カンガルーといえば、高く遠くジャンプして素早く移動する姿や、おなかの袋に赤ちゃんをいれて育てているというイメージがあります。
ですが、実は上手に泳げるって知ってましたか?
この記事では、カンガルーの泳ぎについて説明します。
カンガルーが泳ぐ理由とは!?
カンガルーは、両足を揃えて飛び跳ねて移動します。
ゆっくり歩く場合は前足もつかってにじり寄るように進んでいきます。
このときも両足を揃えたまま全身していくので、普通は足を交互に動かして歩くといったことはできません。
しかし、何故か泳ぐときは両足を左右交互に動かして、バタ足をすることができるのです。
カンガルーは背筋を伸ばしてスタスタと歩いたり、後ろ歩きをすることはできません。
なのに上手に泳ぐので不思議ですね。
なぜカンガルーが上手に泳ぐことが出来るのか、諸説ありますがそのうちの一節をご紹介します。
カンガルーが生息するオーストラリアは、大陸の気候が乾燥しきっており、熱が溜まりやすいため、自然発火がしやすい状態であると言われています。
よって、陸地で家事があったり、山火事があった場合は、カンガルーの逃げ場は川や池などの水辺しかありません。
もし、カンガルーが泳げなかったら逃げ遅れてしまいます。
ですので、その大規模な山火事などから逃げるために、カンガルーは泳げるように発達していったのではないかと言われているのです。
カンガルーは、ジャンプで時速40キロで長距離を走り続けることができるほどの素晴らしい脚をもっています。
このように陸地を素早くジャンプで移動できるため、両足を交互に動かしてゆっくり歩く必要はありません。
しかし、山を脅かす災害から生き延びるためには泳ぎは覚えなくてはならなかったのですね。
これはあくまでも理由の一つなので、理由はこれだけではないと考えられています。
まとめ
いかがでしたか?
今回はカンガルーの泳ぎについて、その理由もふくめて調べたことをご紹介しました。
カンガルーはジャンプしている姿ばかりイメージしてしまいますが、実は泳げるということも覚えておくと面白いでしょう。