カンガルーはお腹の袋の中で子育てをするとってもかわいい動物です。
しかし、もうひとつものすごい特徴があるのですが、ご存知でしょうか?
そう、「筋肉がすごい」のです!
カンガルーのオスは生殖期になると特に凶暴性が増し、カンガルー同士で取っ組み合う姿が見られるのですが、カンガルーは草食動物なんですよね。
その筋肉は一体どこからやってくるのでしょう?
今回は、草食動物であるカンガルー。
なのに、なぜ筋肉がすごいのか?
についてご紹介します。
カンガルーの筋肉はなぜすごい?
肉食動物が筋骨隆々なのはわかりますが、カンガルーは草食動物。
なぜあんなに筋肉があるのかと言いますと、カンガルーの体の仕組みにあるようです。
普通、人間が筋肉を作るためにはお肉やプロテインなどでアミノ酸を摂取する必要があるのですが、カンガルーの場合は草を食べることによって体内でアミノ酸を生成することができるのだとか!
基本的に草食動物全般にこの機能は備わっておりますが、カンガルーの場合は繁殖の際メスにアピールすることが主になっていますので、他の草食動物よりも筋肉が目立つとのことです。
やはりメスからモテるのは筋骨隆々としたカンガルーのようですが、自然界でムキムキの筋肉を維持していくことはとても大変なことであるそうです。
ちなみに取っ組みあってボクシングする姿から上半身のみが筋肉がすごいイメージがありますが、下半身、しっぽもカンガルーはムキムキだったりします。
人が脚で蹴られると内臓破裂するおそれがあるそうですし、しっぽのみで身体を支えることもできるそうなんです・・!
確かに、カンガルーの体重すべてをしっぽと後ろ足を主に使いジャンプして移動するのですから、脚力は本当に凄まじいでしょうね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、カンガルーは草食なのになぜ筋肉がすごいのか?
についてまとめてみました。
カンガルーをはじめとした草食動物は、草を食べることによって体内でアミノ酸を生成することができるため筋肉を作ることができるためということがわかりました。
全身筋肉といっても過言ではないカンガルーのオス!
繁殖期には人にも喧嘩を売ってくるなどとても危険ですので、野生のカンガルーと出会ったときには特にご注意ください!