沖縄では「ヤギが鳴くと雨が降る」といわれているのはご存知でしょうか?
昔からヤギを家畜として飼われており、沖縄では栄養が豊富に含まれているヤギ肉が重宝され食べられていました。
ヤギと密接に関わってきた沖縄で、なぜヤギが鳴くと雨が降ると言われているのか?
気になる、ヤギの特徴についていて調べてみました。
ヤギは雨が嫌い?
ヤギは湿気に敏感で雨に濡れるのを極端に嫌います。
元々は乾燥している岩場の多い場所に棲息していたため、湿った気候や雨を苦手としています。
水は飲みますが、水浴びや水が溜まっている場所も嫌います。
そのためヤギの小屋は通気性の良いところに設置するようにしましょう。
また、冬場の乾燥している時期でも気を付けなくてはいけません。
冬場は外に排尿せず、小屋の中で排尿する事があり、そのため小屋の中が湿気てしまうことがあります。
また小屋の中の排尿をそのままにしてしまうと、病気になる可能性もあるためこまめに掃除を行いましょう。
ヤギが鳴くと雨が降るのは本当?
先ほども書いたように、沖縄では「ヤギが鳴くと雨が降る」と言われています。
これはヤギが雨の降る前に湿気を感じ取り、嫌がっているために鳴いていると言われています。
ヤギの小屋は通気性の良いところに設置するのも大切ですが、乾燥状態が保てるような工夫も必要になります。
例えば、床面に勾配をつけて排水を良好にしたり、スノコ床にしたりすると乾燥状態を保つ事ができます。
また、放牧地では簡易な雨除けを設置する事をおすすめします。
飼育施設に乾燥状態を保つことは蚊の発生を抑えることもでき、ヤギが病気になる可能性を抑えることもできます。
まとめ
「ヤギが鳴くと雨が降る」と沖縄で言われている通り、ヤギは湿気を感じると鳴き、また雨が降るとさらに鳴きます。
これはヤギは極端に湿気を嫌っているため、文句を言っているのかもしれません。
一匹だけならまだかわいいですが、何十頭もいるとすこしうるさく感じますよね。
ヤギを飼育される際は、小屋内に湿気ないように工夫しましょう。
また雨宿りできる、簡易の雨除けを設置するといいかもしれません。