ヤギの糞は臭いと思っている方もいるのではないでしょうか?
実は ヤギは草食動物のため、糞は他の肉食動物に比べて臭くありません。
また、ヤギの糞はコロコロしているため掃除もしやすいようです。
今回はヤギの糞についてまとめてみました。
ヤギの糞の成分
ヤギは草を食べているため、糞は繊維分を多く含んでいます。
そのため糞の量も多く、掃除はしやすいですが時間がかかります。
また多くの糞を処理するのは手間ですが、ヤギの糞の活用法として堆肥があります。
ヤギの堆肥には微生物が含まれており、土に混ぜ込むことで有機物を分解し、フカフカな土を作ることができます。
また土がフカフカになると植物が根を張りやすくなり、水や空気、肥料を供給する事ができるため植物が元気に育つことができます。
植物や作物を育てる方は肥料を購入する費用を節約することができ、糞を処理する費用も省けるので一石二鳥ですね。
ヤギの糞の臭い
先ほども書きましたが、ヤギの糞はそれほど臭くありません。
草食動物のため草しか食べていないからです。
しかし、ヤギは体臭や尿は臭います。
これは植物に含まれる葉緑素が体内で変化し、それが臭い元となっているようです。
しかもヤギは湿気や水を嫌う傾向があるため、水浴びをしません。
このことからヤギの糞は臭わないが、ヤギの体臭は臭いと感じられます。
ヤギの排泄
ヤギは歩きながら排泄を行います。
これは肉食動物に襲われる隙を、できるだけ減らすためだと言われています。
また一度にすべて出すのではなく、2、3回と複数に分けて排泄する事が多いです。
糞の調子が悪いときは、半乾きの草や木の葉などの低水分、高繊維分の物与えると治る可能性があります。
治らない場合は病気や寄生虫に感染している可能性もあるため、速やかに獣医さんに相談しましょう。
まとめ
ヤギの糞はあまり臭いはしませんが、体臭は少し臭いようです。
ヤギの糞はコロコロしており掃除はしやすいですが、繊維分を食べているため、糞の量は多いようです。
糞は堆肥としても活用できますので、作物を育てる予定のある方は、ヤギの糞で堆肥をつくってみてはいかがでしょうか?