ヤギの目が怖いという人もいますが、近くで見ると愛らしく、ヤギは人懐っこい生き物です。
まだまだペットとしての認知度は低いですが、今回はヤギの冬の飼育の仕方についてまとめました。
ヤギの飼育環境
ヤギの飼育空間は広ければ広いほうがいいですが、最低限3平方メートルは必要です。
ヤギの小屋は大型犬用の小屋での代用可能です。
ただヤギは湿気ている環境が苦手なため、できるだけ風通しの良い場所に設置しましょう。
ヤギの冬の飼育
冬のヤギの飼育は、少し工夫が必要になります。
冬の間、夜間や霧がかかっている時は、ヤギが小屋の中で排尿する場合があります。
小屋の中で排尿すると湿気がこもってしまい、ヤギが嫌います。
また湿気は雑菌を増殖させ、病気になる可能性も高くなります。
ヤギが小屋で排尿してしまったらこまめに掃除を行い、小屋を清潔に保ちましょう。
またヤギを寒さや冷たい雨風から守るため、わらでふかふかなベッドをつくり、特に寒い日は暖房で小屋を温めるなどの工夫を行いましょう。
ヤギの冬の餌
夏場は大量に雑草が生えそれをヤギの餌にできますが、冬場はそのようにできません。
冬になると雑草がほとんど生えず、餌を十分に確保できなくなります。
そのため、以下のような方法で餌を確保します。
- 夏場に雑草を刈り、ストックしておく
- 野菜や人工飼料を購入する
- 農家の方からいらなくなった野菜くずをもらう
また雪が降っていなければ放牧し、枯れた草や落ちている葉っぱを食べさせましょう。
雪が降って積もった場合は枯れ葉を食べる事ができないため、放牧は行わずにストックしている餌を与えるようにしましょう。
まとめ
冬の間は寒さから守れるように、わらを敷き詰めるなどを行い、小屋を温かく保ちましょう。
また特に寒い日は、ヤギに着なくなったセーターなどを着せても体温を保つことができます。
冬になると餌の雑草が生えなくなります。
ホームセンターなどでも人口飼料は購入することも可能ですが、低コストに抑えたい場合は夏場にストックし、冬に備えましょう。