人間は言葉や顔の表情で喜怒哀楽を表現できますが、動物はそうではありません。
動物は言葉や表情で表せない分、体を使って言いたいことを表現します。
犬は嬉しいときに尻尾を振り、猫はゴロゴロ鳴きます。
今回は ヤギの感情の表現の仕方についてまとめました。
ヤギの尻尾での感情表現
ヤギが嬉しいときは、尻尾を上げて、耳を前にたてるようです。
また餌を食べているときや、母乳を飲んでいる時は犬のように尻尾を振り嬉しさを表現します。
ヤギの額での感情表現
ヤギが額を押し付けてくる事がありますが、これは、「親しみを含んだ挨拶」の意味があるようです。
また人間の手をなめる事もありますが、これも挨拶の一種です。
このような行動が見られた場合は、ヤギがコミュニケーションを取ろうとしている合図になります。
挨拶のお返しには、ヤギの額を撫でてあげると喜ばれるかもしれません。
ヤギ同士が頭と頭を合わせて擦り付けあっている場合は、喧嘩をしている可能性があります。
これはメス同士やオス同士で見られます。
オス同士のケンカの場合は、角が当たって流血する場合があります。
ヤギの鳴き声での感情表現
ヤギは、鳴き声によってもコミュニケーションをとろうとします。
ヤギが助けを求めていたり、何か強い欲求がある場合は、「メェーーー!!」と強く長く鳴きます。
またお腹が空いているなどの要求を伝える場合は、「メェメェ」と繰り返し同じような鳴き方で鳴きます。
喜んでいるときや甘えているときは、「ンメェ~~」と語尾を伸ばします。
ヤギの目線での感情表現
ヤギは、目線でも感情を表現する事があります。
ヤギが目線を合わせて、じっと見ているときは、「こっちに来て」と要求している場合があるようです。
また首や背中をなでていて、離れようとすると「もっとして」という意味でじっと見てきます。
このように目で訴えかけるのは、人間もヤギも同じかもしれませんね。
まとめ
ヤギは目が怖くて少し苦手、、、と思ってらっしゃる方も、ヤギの感情表現を知っていれば可愛くみえてくるかもしれません。
動物円や農園にヤギの会いに行った際はヤギの可愛さを見つけてみてください。