ライオンといえば、ネコ科ヒョウ族に属するどうぶつです。
動物園でよく見かけることができ、子どもたちからも人気の高い動物です。
この人気の高いライオンには、いくつかの名前があります。
また、そのライオンという名前には、いくつかの由来があります。
ライオンの名前の由来とは?
ライオンは、日本では獅子と表現されたりしています。
また百獣の王と呼ばれたりしています。
では、ライオンという名前はどこから来ているのでしょうか。
ライオンは、ラテン語のleoと古代ギリシャ語のleonに由来しています。
また、ヘブライ語のlaviや古代エジプト語のrwとの関係が、あるともいわれています。
獅子という名前は、もともと中国でライオンと言う意味で使われていました。
しかし、中国にはライオンは存在していません。
インドから入ってきた巨大な犬を見た時に、この巨大な犬を獅子だと思いその巨大な犬に獅子と名付けたという話があります。
ライオンの動物の子どもは英語で何て言う?
ライオンの子どもを英語で表現するときは、childと表しません。
ライオン、トラ、クマ、 パンダ、狐、オオカミなどの動物の赤ちゃんや子どもは、“cub”と表現します。
このことからも、ライオンの子どもは“lion cub”と言い表すことができます。
まとめ
ライオンという名前は、英語ですが、もう日本語として浸透しています。
そのライオンの名前には、ラテン語や古代ギリシャ語に由来していたりと、ライオンにはさまざまな別名があります。
ライオンを表す獅子という名前には、ライオンという意味以外にも色々な使い方をされています。
お正月に、よく見かける獅子踊りの獅子や、星座のしし座の獅子にも使われています。
獅子には、悪魔を寄せ付けないという霊力があると信じられていたので、獅子の置物を置くのもこのようなところからきています。
ライオンのもつ獅子という言葉には仏教的な、意味合いを持つものも多くあります。
ライオンの持つ威力や迅速で獰猛な性格から、たくさんの民族や人物において力や権威、王権などの象徴となり文殊菩薩の乗り物とされてい ました。
百獣の王と言われる由来は、漢字の獅には、もともと“あらゆる獣”という意味が含まれていて、その漢字の意味とライオンという意味が合わさって、そう呼ばれるようになった のではないかと考えられています。
ライオンと言う名前にはいろいろな由来があり、またライオンという言葉は、他の言葉にもつながっています。