動物園や水族館で人気のあるペンギン。
飛べない鳥ですが泳いでいる姿は飛んでいるようにも見え、とても可愛らしいです。
そんなペンギンの名前の由来は、何なのでしょうか?
ここでは、ペンギンの名前や学名の由来についてご紹介します。
ペンギンの名前の由来は?
ペンギンの名前の由来は、ラテン語の「太っている」を意味する「ピングウィス」からきていると言われています。
この「ピングウィス」からスペイン語の「太っちょ」を表す「ペングウィーゴ」が生まれ、それがなまったものとされているそうです。
しかし、最初に「太っちょ」と呼ばれていたのは今いる南極のペンギンではなく、北極にいた「オオウミガラス」のことになるようです。
その後、南極が開拓され始め、オオウミガラスによく似た現在のペンギンが発見され、英語圏の人々がそのまま「penguin」と呼ぶようになったそうです。
ペンギンの学名の読み方は?
ペンギンの学名は「Sphenisciformes」となります。
読み方としては、「スフェニスキフォルメス」となるようです。
種類によっても学名があり、コウテイペンギンは「Aptenodytes forsteri(アプテノディテス フォルステリ)」アデリーペンギンは「Pygoscelis adeliae(ピゴセリス アデリアエ)」、フンボルトペンギンは「Spheniscus humboldti(スフェニスカス フンボルディ)」などとなるようです。
ペンギンの学名の由来は?
ペンギンの学名は「Sphenisciformes」ですが、「Spheniscus」には「小さな楔形の」という意味があるそうで、泳いでいるペンギンの形に由来しているようです。
また、「Aptenodytes」には「翼のない潜水者」という意味が、「Pygoscelis」には「尻についた肢」という意味があるそうです。
まとめ
いかがでしたか?
ここでは、ペンギンの名前や学名の由来についてご紹介しました。
ペンギンは、もともと北極にいたオオウミガラスに付けられた名前だったようです。
現在オオウミガラスは絶滅してしまい、現在は後からペンギンと名付けられたペンギンたちしか残っていないようです。
「太っちょ」から名前が付けられたのは、なんだか微笑ましいです。