狐の鳴き声と言えばコンコンですよね!
アニメや絵本でも狐の鳴き声はいつも同じです。
そもそも狐は本当にコンコンと鳴くのでしょうか?
実際に狐の鳴き声を聞いたという人はなかなかいないと思います。
今回は狐の鳴き声の由来について調べてみました。
狐がコンコンとなく由来とは!?
実際に狐の鳴き声を聞いてみると、高い鳴き声はネコのような、唸り声はイヌのような鳴き声をしていることがわかります。
狐はイヌ科に属しているので似ていても不思議ではありませんが、どちらにしてもコンコンとは聞こえません。
キューンやキャーキャーと聞こえる声もあります。
これはかまってほしい時や甘えている時の声だそうです。
他にも、キャンやケーンケーンと聞こえる声もあります。
狐の鳴き声には、メスへの求愛行動、意思の主張、危険を感じた時など様々な場合に声を出してコミュニケーションを取っているのです。
バリエーション豊富な鳴き声を出す狐の鳴き声の中で、何故コンコンと鳴くことが由来となったのでしょう。
動物学者によると2匹の狐がお互いを呼びあって姿を確認する声が実際にコンコンと聞こえたそうで、このことが由来になったとも言っています。
ケーンケーンと鳴いた声がコンコンと聞こえたからという説もあります。
また、狐の求愛時の鳴き声がコンコンに近いため、コンコンと鳴くと言われる由来になったとも言われています。
狐そのものの鳴き声が変化したという人もいます。
また、奈良時代の「来む」から変化して「こん」へ、平安時代では狐の鳴き声を「こうこう」と表現していることから、だいぶ昔から狐の鳴き声はコンコンと表現されていたということがわかりました。
まとめ
狐の鳴き声はかなり昔からコンコンだと言われてきたのです。
実際コンコンという風に聞こえた説、昔の人が狐の鳴き声を文字で表現するときに「こん」と表したことがきっかけという説。
昔の人が聞いていた通り昔は狐もコンコンと鳴いていたのが、だんだん変化していったという説。
狐の鳴き声がコンコンと言われるようになった由来は様々な説があることがわかりました。