日本ではオットセイの事を膃肭臍と書き、オットセイと発音しています。
これは、オットセイの精力が強くオットセイから膃肭臍という漢方薬が出来て、その薬の名前が膃肭臍で薬の名前が動物に付いて、オットセイを膃肭臍と呼ぶことになりました。
一説では、アイヌの言葉が中国に渡り中国から逆輸入された薬に、日本人が膃肭臍という漢字を当てたと言う説があります。
では漢字の国以外では、特に英語圏ではオットセイの事をなんと呼んでいるのでしょうか?
調べてみたいと思います。
オットセイの英語の意味は?
オットセイのことは英語で「fur seal」といいます。
Furは柔毛という意味で、sealはアザラシという意味です。
アザラシよりも良質な毛皮が取れた為、この呼名になったとされている。
また、オットセイは「eared seal」とも言い、耳付きのアザラシとも言ったりするようです。
オットセイ英語での発音!
「fur seal」は「フォーシール」と発音します。
「eared seal」は「イアードシール」と発音します。
まとめ
英語圏では、アザラシが一般的だったようでオットセイの事「fur seal」といって、毛皮アザラシと呼んでいたようです。
これは先程も書きましたが、アザラシよりもオットセイの方が良質な毛皮が取れたからだと思います。
ナンキョクオットセイは、1930年台に100頭まで数を減らしましたが、現在では160万頭にまで回復しています。
ちなみにオットセイを細かく分類すると、キタオットセイ、アナンキョクオットセイ、ガラパゴスオットセイ、グアダールペオットセイ、ナンキョクオットセイ、ニュージーランドオットセイ、フェルナンデスオットセイ、ミナミアフリカオットセイの8種類に分類されます。
このなかで数が少ないものはガラパゴスオットセイ、キタオットセイ、ミナミアフリカオットセイの数が減っていって心配されています。
ナンキョクオットセイの例もありますから、数の少なくなっているオットセイも是非、復活してもたいたいです。
「eared seal」イアードシールのほうは、オットセイの外見からきた呼び名でしょう。
オットセイは耳たぶがあり、一方のアザラシは耳たぶがないので耳があるアザラシとして呼んだと思われます。