小樽の水族館に行くと、オタリアのショーをやっています。
ぱっと見るとオットセイのショーではないの?
と思った人もいるかもしれません。
ではオタリアとオットセイと何処が違うのと聞かれても、すぐに答えられませんよね?
今回はオタリアとオットセイの違いやトドとオットセイ、オタリアの違いも調べていきたいと思います。
トドとオットセイとオタリアの違いは?
トド、オタリア、オットセイはどれも鰭脚類アシカ科に属する海棲哺乳類です。
一番の違いは、その大きさにあります。
トド
トドは鰭脚類の中でも、最大の大きさを誇ります。
最大の大きさは、雄で体長が3mになり重さは1tにもなります。
雌は体長が2.5m、体重は300kgです。
生息域は北太平洋の沿岸部、オホーツク海、日本海、ベーリング海などに分布し日本でも北海道でその姿を見られます。
オタリア
次に大きいのがオタリアで雄の大きさは2.6m、体重は300kgです。
雌は雄よりも小さく体長は1.8mから2m程度で、体重は150kgくらいです。
オタリアの生息域はチリ、ペルー、ウルグアイ、アルゼンチン等の南米沿岸に分布しています。
特徴的なのは、野生化のオタリアは獰猛で、同じ鰭脚類の若いミナミオットセイを襲うことがあります。
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オットセイ
オットセイの大きさは雄が体長2m、体重は270kg、雌は1.5m、体重は50kgです。
トド、オタリア、オットセイの中では一番小さいです。
生息域は北太平洋、オーストラリア南の沿岸、南アフリカの沿岸に分布していて、北太平洋にいるオットセイをキタオットセイ、南半球にいるオットセイをミナミオットセイとして区別しています。
外観の違いとしては、トドとオタリアが鼻先が丸いのに対してオットセイは尖っています。
まとめ
トドとオタリア、オットセイの最大の違いはその大きさでした。
トドが一番大きくてその次にオタリア、その次がオットセイです。
トドは、体長が3m体重が1tもあって凄く大きな生き物です。
それに比べるとオットセイは、体長が雄でも2mなのでほぼ人間と同じ大きさです。
オットセイやオタリアは、一見可愛く見えますが野生化ではやはり獰猛なので、うかつに近づかない事をお勧めします。