オットセイやアシカと聞いたら日本人はすぐに、水族館のアシカショーを思い浮かべると思います。
野生のアシカや、オットセイって日本人にはなかなか縁がないものです。
でも世界に目を向けると、野生のオットセイを凄く間近で見られるところがあるそうです。
果たしてそこは何処なのでしょうか?
調べてみたいと思います。
ニュージーランドのカイコウラのオットセイ!
オットセイは、鰭脚類アシカ科の動物でオットセイを細かく分類すると、キタオットセイ、アナンキョクオットセイ、ガラパゴスオットセイ、グアダルーペオットセイ、ナンキョクオットセイ、ニュージーランドオットセイ、フェルナンデスオットセイ、ミナミアフリカオットセイの8種類に分けられますが、ニュージーランドに生息しているオットセイは当然、ニュージーランドオットセイです。
ニュージーランドの南島にあるカイコウラという街は、野生のニュージーランドオットセイが間近で見られる有名な街です。
飼っているわけではないのですが、それこそオットセイを放し飼いにしているような街なのです。
歩道にオットセイが寝ているし、街中はオットセイが歩き放題で場合によれば、人がオットセイを避けなくてはいけません。
オットセイと人が衝突しないように、常にニュージーランドの環境省のレンジャーが目を光らせてくれています。
オットセイは綺麗な毛皮が取れるため、世界中で一時乱獲の対象になりました。
カイコウラのニュージーランドオットセイも、例外ではありません。
尖った鼻と長い髭をもつニュージーランドオットセイは、美しい毛皮も持っていて乱獲され、数が激減しました。
1894年に保護動物の指定を受けて、徐々に数が回復してきています。
カイコウラではオットセイと泳ぐツアーも行われていますので、興味のある方は是非参加してみてはいかがでしょうか。
まとめ
ニュージーランドの南島にあるカイコウラは、国際空港のあるクライストチャーチから鉄道で約3時間、バスでも約3時間です。
各旅行会社からツアーも出ていますので、オットセイやホーエルウオッチングに興味のある方は是非、調べて行ってみてはいかがでしょうか。