野生動物というと攻撃的であったり、警戒心が強かったりするのが一般的ですね。
それは、自然のなかだけではなく、動物園などの飼育環境においても同様です。
ところが、バクという動物はちょっと変わっていて、野生動物のなかでものんびり屋として知られています。
ここでは、動物バクの性格についてご紹介します。
人懐っこく甘えん坊な動物バクの性格とは
野生に生息するバクは、北アメリカ大陸や南アメリカ大陸、東南アジアに分布している動物です。
野生環境で生活しているときでも性格は穏やかですが、夜行性で水中や茂みに隠れているため、なかなか姿をみることはできません。
自然のなかでも穏やかな性格の動物のバク、外敵に捕食される心配のない動物園などの飼育環境では人懐っこい、甘えん坊な性格を発揮します。
飼育下であっても、一般的な草食動物は飼育スタッフが小屋のなかに入ると警戒し逃げる行動をとりますが、バクの場合は無警戒というか無関心です。
もちろん、これは個体差もありますが、まさにマイペースな性格といえるでしょう。
園内のバクは日中、昼寝をしていることが多いのですが、スタッフが近づいても警戒するどころか、デッキブラシで体をこするとウットリとした表情を浮かべます。
また、手で首元や体を撫でるとリラックスし、安心して身をまかせます。
ただ、のんびり屋でマイペースのバクも野生動物です。
怒らせたり危害を加えようとすると、反撃をおこなう場合もあります。
犬歯をむきだして反撃することもあり、大きな体ですから突進されると人では対抗できませんね。
昼間は寝ていることが多いバク。
夜行性のバクが活動している姿をみれるのは夜間です。
そのため、動いているバクに出会うチャンスは開園直後か、ナイトサファリのように夜間の営業時間に出向くのがオススメです。
まとめ
ここまで、動物バクの性格について紹介しました。
野生動物のなかでも穏やかな性格を持つバク、安全な動物園では警戒心のない甘えん坊の性格を発揮しています。
ライオンやゾウと比べると有名な存在ではないかもしれませんが、人懐っこくウットリした表情のバクをみて癒されてはみませんか。