沖縄のハブをやっつけてくれるマングースは救世主といわれていましたが、実際にはハブをやっつけてくれることはなく、在来種に被害をだし人々を困らせてしまう事態になりました。
そして、年々増え続けるマングースは人々を困らせています。
沖縄に住むマングースの生息数は、どのくらいなのでしょうか?
現在もマングースは増え続けているのでしょうか?
マングースの生息数についてご紹介します。
マングースの沖縄の生息数は??
始まりは1910年にハブの駆除などの目的で17頭が放獣されました。
ハブ退治の為に期待されていたマングースですが、実際には効果が得られませんでした。
そしてマングースの数だけが年々増え続けてしまう事態になり、ついに捕獲作業チームが結成されるという事態にまで発展したのです。
平成15年の調査では、沖縄島だけでも三万頭生息していることが分かっています。
マングースの増加により、在来種の生体系のバランスが崩れてしまう事になり、人々から心配されていました。
しかし順調に捕獲が進み、ピークは過ぎ、いまでは捕獲が進みマングースの数も順調に減少してきています。
2000年頃には1万頭ほどいたとされていましたが、2012年には300頭にまで減少し、そして2016年には50頭までに減少しています。
捕獲作業は、わなを中心に進み、そのお陰で被害も減っています。
このまま順調に捕獲が進めば、計画の中では2020年には生息数はほぼ0といわれています。
わざわざ輸入したマングースを、結果的に捕獲しないといけなくなったことは非常に残念ですが、生息数が年々減っている事は安心します。
生態系を崩さない為にも、順調に計画が進むことを願います。
まとめ
人の手で導入されたマングースですが、今では捕獲にてがとられてしまう事態になりました。
はじめは17頭だったのが、3万頭にまで増えるとは驚きを隠せません。
しかしマングースバスターズのお陰で順調に捕獲作業が進んでいるのは、とてもありがたいことですね。
在来種の為にも沖縄に住む人々の為にも、住みやすい生活になりますように。