たまに国内旅行のパンフレットか何かで、『避暑地で乗馬体験』なんて見かけて優雅な休暇とか羨ましいなぁ・・・と、思ったりしていました。

そんな乗馬体験の資料等に、初心者やお子さんはポニーで~とか記載をよく見かけますよね。

でも、乗馬って言っておきながらポニーじゃ実際、馬じゃないんじゃないの?・・・と思い調べてみたところ・・・。

結論から先に言いますと・・・ポニーとは、まごうことなく「馬」でした。

もしかしたら、筆者と同じように“ポニーとは結局何なの?“と疑問を感じていた方も居るかもしれないと思いまして、せっかく調べたことですし、何をもって『ポニー』という言葉を使うのかを書いていきたいと思います。

ポニー 馬 違い

ポニーと馬は何が違うの?

「ウマ」とは、生物学的に奇蹄目(ウマ目)ウマ科に属するとあります。

多分「ウマ」と言われてポッと浮かぶと思われる馬、そしてシマウマ、ロバの仲間が「ウマ科」の様です。

ちなみに余談ですが、偶蹄目だと牛さんになります。

筆者自身の勝手な思い込みをしていた時は、この「シマウマ」や「ロバ」の様な分類の場所で「ポニー」があると思い込んでいました。

競馬でよく聞いたりする「サラブレッド種」などは説明で「軽種」と分類されていまして、他には「中間種」「重種」「野生種」等が出てきます。

その品種ごとの特徴になぞらえて、分かり易く分類されている訳ですね。

「軽種」は主に、乗用の為に改良されていった品種で、スピードを重視されたりしています。

「重種」は農耕や重量物の運搬用に品種改良されていった「ペルシュトロン」や「シャイヤー」といった品種がいます。

では、肝心の『ポニー』ですが、馬のき高(馬の首と背の境にある膨らんだ部分)までの高さが“147cm以下のウマの総称“なのだそうです。

つまり単純に、大人になっても147cmより小さければどの品種であろうとも、全て『ポニー』、それより大きければ『馬』という事なのだそうです。

現在は、血統登録等によって「ポニー」と名前に付く品種も出て来ていますね。

「シェトランドポニー」や「ウェルシュマウンテンポニー」等がいますが、「○○ポニー」と付いていても147cmを超えれば、「馬」と考えられていたそうです。

実際は、やはり大人になっても147cmに満たない事が殆どでしょうから「○○ポニー」は『ポニー』で合っているという事なのでしょうかね。

ポニー(○○ポニー)はポニーでもポニーじゃない(147cmより大きい)馬はなぁんだ?みたいに、なんか“なぞなぞ“に出来そうですね。

スポンサードリンク

ちなみに、日本古来からいる『在来馬』も小さい種類が多く、殆どが「ポニー」に分類されています。

またまた余談になりますが、この様な大きさで分類する例で他に知られているのが、イルカと鯨(3~5メートル以下がイルカ、以上が鯨)や、鷹と鷲(小さい方が鷹、大きい方が鷲)などがありますね。

個人的には、小型馬と(大型)馬とかの分け方にしてくれても良かったのに・・・とも、思ってしまいましたよ。

普通に、「サラブレッド」や「アラブ」、「クォーターホース」の様な品種の中で「ポニー」と勘違いしやすいのではないかと、思ってしまいます。(筆者はそれよりも上の分類かと勘違いしてましたが・・・。)

ところで、ポニーについて調べていたら、一番小さい馬種(ファラベラ)は平均70~78cmと大型犬並みかもしくは、それより小さいポニーがいる様ですね。

競馬漫画で有名な「マキバオー」なんて漫画の中だけと思っていましたが、実際そんな大きさの馬がいるとは思ってもみませんでした・・・(流石に騎乗は難しいそうですが・・・)。

マキバオーは一応サラブレッド種だそうですので、(サラブレッドの)ポニーという事になりますね。

ポニーの中でも『大・中・小』と分かれるそうで、83cm以下を「ミニチュアホース」、100cm未満で「ミニポニー」、147cm以下で「ポニー」なのだそうです。

まとめ

近年、ミニチュアホースのそらまめちゃんや、えだまめちゃんがメディアに取り上げられる機会があったので、ご存知の方は多々いらっしゃるかもしれませんね。

アメリカ等では、ペットとして飼う事が密かにブームになっているとの情報もありますね。

ポニーは気立ても優しくて人懐っこい性格なので、ペットとしても、うってつけかもしれませんね。

古来から、馬と人間は共に暮らしていましたし、単純にペットとして愛でる存在でも良いですよね。

スポンサードリンク