この世界にはたくさんの生き物がいますよね。
その中には似たような習性や、姿のものもたくさんいますが、それぞれ名前が違っています。
名前が違うということは明確な差があるのでしょう。
その差、気になりますよね。
シマウマ、ロバ、ウマ何が違うの?何が同じ?
シマウマは、哺乳綱ウマ目ウマ科ウマ属のうち白黒の縞模様を持つ動物です。
和名はウマとついていますが、ウマよりロバに近い系統です。
身体的には白黒の模様があり、大きな耳と先端の房状になったしっぽを持っています。
鳴き声はロバに近いです。
性格はやや神経質で、年齢とともに気性が荒くなる傾向があるため、人間には慣れることが少なく、家畜として飼育することはなかなか難しいです。
その特徴的な縞模様は虫よけ、体温調節に役立つといわれています。
ロバは、哺乳綱奇てい目ウマ科ウマ属ロバ亜種の総称です。
外見はウマに比べて小柄で、ずんぐりとしているイメージで、耳が大きくしっぽは筆のように房状に先端がなっています。
鬣(タテガミ)は短めで立っています。
古代から、家畜として飼われていて、乗用、運搬として用いられていました。
性格はウマに比べると従順ではなく、頑固で駆け引きが下手だといわれています。
しかし、非常に健常で粗食に耐えて管理も容易です。
ウマはウマ目(奇てい目)のウマ科に属する動物の総称です。
社会性の高い動物で、野生のものも、家畜のものも群れを作ることが多いです。
北アメリカ大陸が原産とされていますが、数千年前に絶滅しています。
古くから中央アジア、中東、北アフリカなどで家畜として飼われて、主に乗用や運搬など労働として、または食用と
されます。
日本では、桜肉として食されることもあります。
その足の速さを目的とした、軍用や競走用のさらぶれっどは、最高87km/Hを出すこともあります。
身体的には頭と首が長く、そして長い四肢を持ちます。
よく発達した、ヒズメをもち早く走ることができます。
また、頭から首上部にかけての鬣(タテガミ)は垂れています。
しっぽは長くふさふさとしています。
寿命は、25年程度まれに40年生きることもあります。
知能はかなり高く、日常的に愛情を注ぐ相手には、絶大の信頼を寄せ従順です。
毛色は幅広く主に、14種を定めています。
人間の生活に、とても重要な役割を昔からになっていて、伝承や、作品、慣用句に至るまで、幅広くあります。
まとめ
シマウマ、ロバ、ウマは同じウマの種類ですが、外見的特徴はシマウマとロバに共通したところが多く、またウマとロバは昔から人間にとって、欠かすことのできない動物だったようです。
同じような種族ですが、ばらばらな性格をしているので、それによって人間とのかかわり密度も、変わってくるのも面白いですね。
性格は3種様々で、しかしこの3種共に素敵な特徴があるようです。
そんな違いと、同じを見つけつつ動物園に行きたいものです。