うさぎさんの出産を望んでいる方はどのような時期に出産するのが望ましいのでしょうか。
既に出産の予定がある場合は、出産の準備はどのようにすればよいか考えていきましょう。
うさぎが出産する時期は?
うさぎさんが出産するのに最適な時期は、生後6か月~1年以内と言われています。
もっと早く妊娠することができますが、体が成長しきっていないため、早い妊娠はおすすめしません。
妊娠期間はおよそ1か月です。
初産が生後1年を超えるのもリスクが高まると言われていますので、最適な時期に出産するように配慮しましょう。
うさぎの赤ちゃんは品種にもよりますが、一度の出産で1〜10匹の赤ちゃんを生みます。
平均としては6〜8匹が一度に生まれることが多いと言われています。
うさぎは寂しがり屋なので複数で飼った方がいいと思われることもありますが、大人になると1匹で過ごすことが多いため複数で飼うにはあまり向いていません。
自宅での繁殖を考えている場合は、十分な飼育環境を用意する必要がありますし、うさぎに対する豊富な知識が必要です。
予想以上に多く産まれる場合もありますので、必要に応じてあらかじめ里親を探しておくことも重要です。
うさぎの出産に必要な準備は?
うさぎの出産に必要な準備を考えていきましょう。
食事・水は、栄養価の高いものを選んで、いつもより多めにしておきましょう。
量は食べ残すくらいがちょうど良いと言われています。
産室となる場所も用意しましょう。
普段から巣箱を使用している方はそのまま産室として使用することができます。
巣箱は木製で、赤ちゃんを踏み潰さないように、母うさぎが居座れない大きさのものがよいでしょう。
また、食べるのとは別に産室用の多めの牧草を用意することも必要です。
出産からの出血に備えてペットシートがあればさらに安心ですね。
まとめ
うさぎの出産はストレスを与えないことが重要です。
うさぎ以上にソワソワ落ち着きのない行動をしないようにしましょう。
必要でなければ、産室には近づかない、覗かないといった配慮も必要ですね。
母うさぎは赤ちゃんの臭いに敏感ですので、絶対赤ちゃんを素手で触らないように注意し、やむを得ない場合はゴム手袋を使用するようにしましょう。