イノシシの肉は、野生動物としては需要が多く、肉質は豚肉によく似ています。
日本では、シシ汁、シシ鍋として食べられて来ています。
イノシシ肉を、冷凍保存して、どれ位、賞味期限があるのかを、考えてみましょう。
イノシシの肉を冷凍して賞味期限は?
イノシシ肉の最も良い保存方法、肉の品質を守り日持ちさせるためには、冷凍することが最適な保存方法です。
冷凍することで、細菌の繁殖や酸化を抑えることが出来るので、2週間~1か月程保存出来ます。
イノシシ肉は、独特の風味(臭み)があるので、冷凍する前に、臭みを目立たなくする下処理をしてから冷凍すると、長時間保存することが出来ます。
臭みを目立たなくする方法
日本酒、ワイン、ビールなどの 酒に漬ける
イノシシ肉を酒に漬けることによって臭みを無くし、肉を柔らかくなるメリットがあります。
香味野菜をつかう
- 和風―生姜・ネギ
- 洋風―セロリ・トマト・ガーリック
香味野菜を加えると、臭みが目立たなくなります。
強めの味付け
- 赤味噌
- 醤油(みりん)
- カレー
強めに味付けをすることで、イノシシの臭みを目立たなくします。
家庭用の冷凍庫の温度である-18度では、低温とはいえ脂肪やたんぱく質が酸化してしまうので、長期間保存すると品質は、落ちてしまいます。
より長時間保存させたい場合は、調理する、下味をつけるなどの下処理をしてから、冷凍する事をお勧めします。
まとめ
イノシシ肉の旬の時期は脂をたっぷり蓄えられる事が出来る秋が1番です。
秋にとれたメスのイノシシ肉が、とてもおいしく食べられます。
味は豚肉に牛肉のうまみを足したような感じですが、イノシシ独特の風味(臭み)があります。
特においしい部位は、やはりヒレの部分です。
肉は、解体をして素早く、出来るだけ空気に触れさせない様にして、空気に触れると酸化してくるので、なるべく真空になるようラップで包むことが重要です。
しっかりとラップで包み、保存袋に入れて冷凍すると、より品質を、保持できます。
ラップで包む際に、クッキングペーパーで肉の水分を拭き取ると臭みを取ることが出来ます。
賞味期限は、保存時間の目安として、1か月ほど保存できますが、品質を考えると2週間程度で調理した方がよいです。