私たちがうさぎをよく見るのは、ペットショップなどで、かわいらしい姿のうさぎですね。

しかし、そのかわいいうさぎが、実験動物として犠牲になっているのをご存じでしょうか?

ここでは、なぜ、うさぎが実験動物として使われているのかなどについて詳しく説明したいと思います。

ウサギ 実験動物 理由

うさぎが実験動物になる理由

うさぎは、涙腺の発達が悪いため、試験物質が流されにくい声を出さない、さらには、大きさもちょうどいいという理由から実験動物として使われてきたということです。

うさぎを実験動物として使うのは、私たち人間が使うシャンプーや化粧品に要因があります。

シャンプーが目に入った場合や口紅が口から体内に入った場合、また、化粧品クリームが肌からしみ込んだ場合などに、人間の体にどのような影響を与えるのかを調べるためなのです。

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化粧品の成分である化学物質がどんな悪影響を及ぼすのかを知るためにです。

うさぎは、苦しくても逃げることができないので、本当につらい現実でしょう。

実験が終わっても、健康な体に戻る前に、すべて廃棄されてしまうのです。

実験では、例えば、うさぎの片目に試験物質を点眼して、どんな影響があるのかを観察するというものがあります。

うさぎが目を触るのを防ぐために、頭だけが外に出る容器に入れられて、まぶたも固定されています。

固定されたまま、3日間ほど痛みに耐えるのです。

麻酔もかけないため、あまりの痛みから暴れて、首の骨を折ってしまうこともあるそうです。

まとめ

皮膚への影響を見る実験では、うさぎの皮膚に試験物質を塗っていきます。

皮膚に傷をつけた上で、試験物質を塗る場合もあり、炎症を起こす場合もあります。

他にも、強制的に試験物質を食べさせたり、皮膚に試験物質を塗った上で、紫外線を当てたりするなど、かなりひどい実験も行われているようです。

私たちが使うシャンプーなどを作る会社は、動物実験をしているかなど知った上で商品を選びたいものです。

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