うさぎといえば、か弱くて寂しがり屋さんだと言われていますよね。
1匹だけでは寂しくてどうしようもなくなってしまう、といったことを耳にすることもあります。
でも実は、一概にそれが本当だとは言い切れないところがあります。
か弱いという部分に関しては、当たっているかもしれません。
うさぎは、ストレスに弱いところがあるからです。
でも、1匹では寂しいというのは間違いで、むしろ複数飼いするとケンカが多くなります。
そんな気の強いうさぎさんですが、引っ越しをした後にはいつもと様子が変わることも多いようです。
では変化についてくわしく見ていきましょう。
うさぎにとって引っ越しはストレス?
うさぎは見かけによらず、とても縄張り意識の強い動物で、また繊細でストレスを感じやすいです。
引っ越しをして、自分の身の回りの環境が変わると、違和感から強いストレスを感じる子が多いようです。
ストレスがたまってしまうと免疫力が下がり、体調不良になりやすくなるので、注意が必要です。
引っ越し後のイライラでは、カリカリ穴掘り行動が増えたり、ケージ内を落ち着きなく動き回ったり、毛並みが荒れる、食べる量が大きく変化する、トイレの行動が異常になるなどの症状が出てきます。
うさぎの引っ越しと食欲の関係!
引っ越しをした後、大きく食欲が落ちてしまううさぎさんは、とても多いようです。
一方、逆に食欲が増えすぎてしまう子もいるようです。
食欲が低下している場合には、なるべくストレスを感じないように、やさしくそしてまめに声をかけてあげること、そしてペットのうさぎさんの大好物を飼い主さんの手から直接あげる、などで少しでも食べる量が増えるように工夫をしてあげると良いです。
栄養が足りなくなってしまうと、また新たな不調が起こるので、気を付けてあげたいですね。
うさぎの引っ越しとトイレの関係
引っ越し後に、食欲が大きく変化してしまう点について触れましたが、トイレの様子にも変化がでてきます。
うさぎは、縄張り意識の強い生き物だとご紹介しましたが、やはり引っ越しをすると、これまで生活していた環境とは違う環境になることで、ストレスを感じます。
するとうさぎさんは必至に、自分の縄張りを確保しようとしていろいろな行動をします。
ニオイつけの行動に関連して、そこら中に排泄をしてしまうといった行動が見られたり、逆にトイレを全くしなくなってしまったりと、様々な変化がでるようです。
新しい環境に慣れてくれるまでは、根気強く接してあげる必要がありそうですね。
まとめ
うさぎがとてもストレスを感じやすい生き物で、引っ越し後には色々な変化がでてくるということが分かりました。
なるべくストレスを減らしてあげるように、優しく接してあげることで、ちょっとずつ新しい環境にも慣れてくれることでしょう。