飼育員さんに本気で甘えては抱っこされて至福の表情を浮かべる姿が多くの動物好きな人達の心を鷲掴みにしているウォンバット。
そんなウォンバットの生態はどのようなものなのでしょうか?
今回はウォンバットってどんな動物?その生態について調べて行きたいと思います!
ウォンバットの生態とは?
ウォンバットとは双前歯目ウォンバット科に分類される哺乳類で、コアラに近い種族の動物。
その証拠にウォンバットはコアラ同様、お腹に子育てをするための袋を持つ有袋類なんです。
1つのお腹の袋に1子が入って子育てをするのですが、ウォンバットの特徴はこの袋の入り口が下向き(後ろ向き)なんです。
その理由は、穴を掘るのが得意でその穴の先に部屋を作っているため、穴を掘る際に土が袋の中に入らないようになっているんです。
子育て中のウォンバットは後姿を見ると足の間から赤ちゃんが顔を出しているのでそれもまた可愛い姿として人気です。
またウォンバットは草食性で植物の葉や根っこを食べています。
夜行性で昼間は穴の中で過ごしていることが多く、とてもゆったりとした性格のようです。
天敵と言うものは存在していませんが、とても縄張り意識が強く、自身の縄張りの周りには糞などを置いて囲っているのだそうです。
ちなみにその糞は『四角い』形をしていて他の動物との違いをつけ、縄張りを守っているのだそうです。
頭胴長は70cmから110cmほどで体重も大きい個体でも33kgほど、メスの方が多いいのも特徴です。
さらに特徴的なのが『歯』、一生伸び続ける無根歯は枝や木の皮を食べて削っているそうです。
飼育環境下の個体は、餌をくれる飼育員さんのことを親だと思い、成長し大人になっても子供のように甘えます。
脚にまとわりついては抱っこされるまでどんなにあしらわれても健気に続けるのです。
また甘えさせてあげないと本気で落ち込んでしまい元気まで無くすのだと言うから可愛いですよね。
まとめ
今回はその可愛い姿から多くの動物好きの心を鷲掴みにしているウォンバットの生態について見てきました。
有袋類で子育て中はその袋の中で子供を育て、日中は土の中で過ごすことの多いウォンバット。
飼育環境下での甘えたぶりはぜひこの目で見たいもの。
皆さんも足を運んでその可愛さに癒されてみてはいかがでしょうか?