良い家は良い子を育てるといいますが、うさぎにもいいおうちは必要です。
とはいえ、ペットのうさちゃんですから基本はケージですね。
飼い主さんの住環境が許すなら、お部屋での放し飼いもありかもしれません。
そんな愛兎を、放し飼いにする方法や注意点をお伝えします。
うさぎを部屋で放し飼いするには?
放し飼いをしよう!
と決めたなら、準備することや注意点があります。
まず、放し飼いにするお部屋は、できる限り何も置かないようにしましょう。
そして住宅事情が許すなら、専用スペースでの放し飼いにしましょう。
なぜならば注意点として、うさぎは好奇心が旺盛でなんでもかじるのです。
とくに、電化製品のコードが大好きでかじりたがります。
うっかりすると感電して命にも関わりますので、気をつけなくてはいけません。
お部屋をきれいに片付けたなら、床にシートを引きましょう。
ペット用シートでいいのですが、下にブルーシートを引きましょう。
これには理由があります。
放し飼いにする部屋の床が、フローリングや畳ではうさぎには不向きなのです。
フローリングは硬すぎて足に負担がかかり、畳では継ぎ目で足をくじくのです。
さらに、ブルーシートがあればケーブルも隠せますし、家具もかじれません。
もっと言えばうさぎの色覚に青は良く、馴れさせればそこがテリトリーとおぼえます。
あとはトイレを設置しましょう。
トイレは、しつければそこでしますから大丈夫です。
放し飼いもルールを決めましょう!
放し飼いといってもうさぎの場合、わんちゃんや猫ちゃんと同じようにはできません。
しつけ次第で、ある程度は飼い主さんに従いますが、寝食まで同じに過ごさせてならないのです。
人と過ごすことでの、予期せぬ病気や怪我を予防せねばなりません。
ですから放し飼いといっても、ルールとして寝床はケージとしましょう。
まとめ
うさぎを室内で放し飼いにしたいなら、準備と注意が必要です。
準備は放す場所を決めて、その部屋の物をできる限り片付けることです。
うさぎの足は怪我を負いやすいので、迎え入れるお部屋の床は重要です。
硬すぎる床や、足が引っかかるような床は養生をしてください。
またうさぎの習性を考え、危険防止や脱走防止のための対策を施しましょう。
必要な安全対策を図ることで、愛兎とたのしく室内で過ごすことができます。