みなさん。「ペッカリー革」というものをご存じでしょうか?
動物の皮を使った製品だと、牛とかワニとかいろいろあるのですが。
ペッカリー革というのは、イノシシの革を使った製品です。
イノシシの革って結構硬そうなイメージがあるのですが、実際、どんな特徴があるのでしょうか?
調べてみました!
イノシシの革にはどんな特徴が?
ここまでイノシシと言ってきといてなんですが、このペッカリー革に使われるのは、よくテレビで見るあの猪とは少し違うようです。
イノシシに近い動物ではあるのですが、南北米に生息するペッカリーと呼ばれる動物で、日本では「ヘソイノシシ」なんて呼ばれたりするようです。
その中にもクチジロペッカリー、クビワペッカリー、チャコペッカリーという三種類がいるようなのですが、このペッカリー革に使われるのは、基本的にチャコペッカリーと呼ばれる種類で、イノシシ同様、とても太くて強い毛が生えているので、革にしたとき、たくさんの穴が開く形になるようで、通気性が良い製品となります!
ただ、このペッカリー、ワシントン条約で取引が制限されるほど貴重な生物で、その分お値段なんかはとっても高価です。
どうやらそれだけの価値はある製品みたいですので、その特徴を見ていきましょう!
このペッカリー革の特徴として挙げられるのは、柔らかく、伸縮性があり、先程も述べたように、通気性にも優れているという所で、財布等の小物や、手袋に利用されることが多いようです。
特に手袋としてはDENTSという会社のペッカリー手袋なんかが有名で、手袋をつけたまま、小銭が取り出せたりするレベルなのだそうです!
ただ、もちろんペッカリー製品を使う上での弱点なんかもあります。
水や湿気、高温、直射日光には十分注意が必要なようです。
ほかの革製品でもそうなので、気をつけていらっしゃる方も多いとは思うのですが、水に濡れてしまったら、すぐに拭くようにし、革に水分が残らないように注意しましょう!
まとめ
今回はペッカリー革についてまとめてみました。
どうやら手袋としてみると、非常に良質なもののようです、ぜひ一回使ってみたいですね。
かなりお値段自体はするみたいなので、手にしにくくはありますが、みなさんもぜひ、一度ペッカリー革を使ってみてはいかがでしょうか!