ハリネズミといえば、背中に生えている無数のハリが特徴的ですが、そんなに動きが早く活発な印象はないですよね。
でも、実はハリネズミってよく活動し、よく脱走を試みてしまうのだそうです。
でも脱走をしてしまうと、ハリネズミ自身にとってもとても危険で、飼い主さんにとっても室内を汚されたり荒らされたりと、全然嬉しくありませんよね。
では、ハリネズミの脱走を防ぐにはどうすればよいのでしょうか?
今回はハリネズミの脱走防止についてご紹介したいと思います。
ハリネズミの脱走には水槽がおすすめ!
まずハリネズミの生態を少しだけご紹介します。
名前にネズミと入っているものの、ネズミではありません。
土に穴を掘る習性があり、中には深いトンネル状の巣穴をほる種類までいて、どちらかといえばモグラに近い生き物です。
昼間はじっと寝ていて、夜になると活発に動き回る夜行性です。
ハリネズミがよく脱走をするとご紹介しましたが、その原因ははっきりとは分かっていません。
ただ、運動量が多い動物なので飼育スペースや活動量に満足していないこと、ストレスが溜まっている状態などが考えられます。
脱走を防ぐ方法としては、金網のケージから水槽などの壁を登りにくいタイプのものにする方法があります。
網目状のケージだと、上手に壁を登って脱走をしてしまいます。
また場合によっては網目の隙間から巧みにすり抜けて、脱走に成功する個体もいるようです…。
飼育ケースを、水槽タイプに変えてもまだ安心はできません。
それでも脱走してしまうこともあるので、木製のスノコなどを組み合わせた特性のフタを作ると効果的です。
ハリネズミは夜行性なので、私たちが寝ている夜間に主に脱走します。
そのため脱走してもなかなかすぐに気づくことが出来ないので、通気性の良いフタをしておくことが大切です。
飼育ケージを金網タイプから水槽タイプにすることで、デメリットも出てきます。
それは、通気性が悪くなることと中の温度が上がりやすくなってしまうことです。
寒い冬のあいだは温かくなって良いのですが、夏は温度が上がりすぎないようにしっかりと気にかけてあげないといけません。
夏場も温度が上がりすぎると、夏眠状態に入ってしまい、ハリネズミにとっては大変リスクが高いです。
まとめ
ハリネズミの、脱走を防止する方法についてご紹介いたしました。
実は、とても運動量が多い生き物だということが分かりましたね。
そもそも脱走したいという衝動を抑えられれば理想的なのですが、なかなか難しいのでしっかりと対策をしてあげましょう。