コミカルな動きで子供から大人までを魅了する、鼻ぺちゃ動物・ウォンバット。
その可愛さから動物園でも大人気、個人がペットとして飼育することができないウォンバットですが、その寿命はどの位なのでしょうか?
今回は可愛い姿で多くの人を魅了するウォンバットの寿命について調べて行きたいと思います!
ウォンバットの寿命は?
ウォンバットとは双前歯目ウォンバット科に属する主にオーストラリア東南部をその生息地としています。
ウォンバットはその寿命が、野生の個体と動物園などで飼育されている個体では異なります。
まずは野生で生きているウォンバットの寿命から見ていきましょう。
普段はのんびりと暮らしている大人しい動物で、草食性、穴を掘って部屋を作りいろんな場所へとつなげて生活をしています。
その寿命は『5年から長い個体でも10年程度』と比較的短く、亡くなる原因は主に乾季の食糧不足・皮膚病などの蔓延などが考えられます。
まれに野生にいるウォンバットの場合は自動車などとの接触事故でも命を失うことがあるようです、
しかし天敵と言われるものは存在していません。
その理由は穴の中に逃げて隠れるという習性によって外敵から身を守っているようです。
穴に逃げ込んで硬いお尻で入り口をふさぐと外敵もそれ以上襲うことができないそうですよ。
ウォンバットのお尻恐るべしです。
次に動物園などで飼育されている個体について考えていきましょう。
日本で今現在ウォンバットが飼育されている動物園の数は少なく、2件ほどでしか観察ができません。
しかしその多くは野生のウォンバットの寿命を超えた10年以上生きているものが多く、飼育環境の中のウォンバットの寿命は平均で20年前後、またはそれ以上の30年近く生きることができるとされています。
やはり野生とは異なり餌の心配や、病気の心配などが少ない環境下なのでストレスも少ないでしょう。
そのため野生よりも長く生きることができるのかもしれませんね。
まとめ
今回は可愛いその姿で多くの人を魅了し続ける動物・ウォンバットの寿命について考えてきました。
野生下であれば様々なストレスや問題を抱えて生活するため、その寿命は5年から長くても10年程度、動物園などで飼育された環境下であれば20年前後生きるとされています。
ゆっくりとした時間の流れを楽しむことのできるウォンバットを是非その目で観察してみてはいかがでしょうか?