コアラのような見た目でコミカルな姿のウォンバット、子供たちから大人まで多くの人に大人気。
オーストラリアではペットとしても飼育されるほどウォンバットは人間に近い存在です。
コアラはどちらかというと人に対して警戒心のある動物のようですが、それに似たウォンバットはなぜ人間に対してフレンドリーなのでしょうか?
今回は、ウォンバットの人懐っこい性格の理由について調べていきたいと思います。
ウォンバットは人懐っこい?その理由は?
みなさんは動物園で飼育員さんに戯れて遊ぶ姿を見たことはあるかもしれません。
飼育員さんがお仕事だからといってまとわりついてくるのを解こうとしますが、なかなか離れてはくれずに何度も何度も飼育員さんに引っ付いて、飼育員さんからあしらわれる様子は見ていて『可愛い』とメロメロになってしまいます。
その甘えっぷりは、構ってあげないと寂しがっていじけて元気までなくしてしまうほどなんだそうです。
ウォンバットの多くは人間に抱っこしてもらいたい願望が強く、飼育員さんめがけて抱っこの列ができるほど人懐っこいんです。
なんて可愛いのでしょう。
大人になってもウォンバットの甘えたちゃんぶりは子供の時と同様で、リュックなどの袋に入れて抱っこしてもらうと安心してそれはそれは至福のお顔で眠るのです。
動物でここまで人懐っこい理由は動物園で飼育されているウォンバットに限ったこと。
自分を世話してくれている飼育員さんを親のように思い生活しているからなんです。
そのため子供が親に甘えるようにベタベタとかまってちゃんになっちゃうんですね。
野生に生息しているウォンバットはこうはいかないようです。
つまりウォンバットが人懐っこい理由は、人によって飼育されている環境下にある個体のみに現れるものなのです。
まとめ
今回は鼻ぺちゃでコミカルな姿が人気のウォンバットについて人間に対してなぜ人懐っこいのか調べてきました。
野生に生息するウォンバットはそこまで人に対して懐いてくることは少ないそうですが、人間によって飼育されている動物園などの環境下では親だと認識して甘えたちゃんになるということが分かりました。
大人になってからもその甘えたぶりは変わらず、構ってもらえないと元気までなくしてしまうそんな愛くるしいウォンバットを是非動物園で間近で見てみませんか?