可愛い鼻ぺちゃな動物で、コミカルな動きをする動物園の人気者・ウォンバット。
愛くるしいだけではなく、流れの早い場所でも泳ぐ事ができるほど機敏な動きができるウォンバット。
サイズ的にも家庭で飼育する事はできそう。
そう考える方も多いのではないでしょうか?
今回はウォンバットをペットとして家で飼育することが可能なのかを調べていきたいと思います!
ウォンバットを日本で飼える?
結論からお話をすると、日本でウォンバットをペットとして飼育することはできません。
その理由は、個人飼育のためにウォンバットを購入することができないからです。
もともとウォンバットはオーストラリアに多く生息する動物なので、個人飼育するために輸入しなければなりません。
しかしそれは法律で禁止されていますので、ペットとしての飼育はできないのです。
またウォンバットは過去に穴を掘るのが得意という習性が原因となって、獣害に指定されていました。
トラクターや家畜などがウォンバットの掘ったその穴に落ちてしまうという被害が続出し、駆除をされ続けてしまった結果、現在ウォンバットは、政府や動物保護団体によって『保護対象』動物となったのです。
そのため、オーストラリアでは『キタケバナウォンバット』は国立公園のみに分布が限られ、柵などがもうけられて保護対策が取られていたりしています。
とはいえその頭数は、違法駆除などによって今でも数は減少していっているようなんです。
保護団体の活動や政府の対応によって必死でウォンバットの生存は守られているのですね。
ウォンバットをペットとして購入する際の価格は?
日本では上記にあげたとおり、販売は疎か、販売目的で輸入すること自体ができないため、販売の価格などはわかりません。
しかしオーストラリアのご家庭では飼育されているご家庭もあるようです。
草食性のため野生では植物の葉っぱなどを食べていますが、ペットとして飼育されているウォンバットはとうもろこしなどの野菜を食べたりさせるようですよ。
まとめ
その可愛らしい姿から、人気の高いウォンバット。
大きさからしても家庭で飼育することができそうと考える方も多いと思いますが、残念ながら現在、ウォンバットを販売目的で輸入することはできないのが現実です。
オーストラリアでもウォンバットは『保護動物』であり、違法駆除が行われないように保護団体によって保護されています。
しかし日本にはウォンバットを展示している動物園があります、ぜひ会いに行ってみてはいかがでしょうか?