馬の跛行(はこう)をご存知でしょうか。
馬の病気ですが、どんな病気なのでしょぅか。
馬の跛行とは?
まず、跛行とはなんでしょうか。
跛行は競走馬にとっては珍しい病気ではなく、歩様に異常をきたしている状態をいい、脚に怪我や故障が起こった場合に起きるとされ、外傷、奇形、その他の疾患により正常な歩行ができない状態のことです。
俗に〈びっこ〉ともいいます。
ひと口に跛行と言っても、大きく分けて三つの種類に大別されるそうです。
負重するときに疼痛を示すもので(支柱跛行)、肢の挙楊時および前進時に疼痛を示すもの(懸垂跛行)、両方が混在する跛行(混合跛行)があるそうです。
その両方の障害がある場合を、混合跛行と呼ぶそうです。
しかし、競走馬は発症する跛行の9割以上が支柱肢跛行で跛行という言葉の意味合いは、ほとんどを支柱肢跛行のことを指していることが多いようです。
馬の跛行原因は?
跛行の原因には、骨、腱、関節、筋肉、神経等の異常が考えられ、主に無理な調教や、頻繁にレースに出して脚に疲れがたまり、故障する前兆の場合に現れるようです。
一方、原因がはっきりしない場合、原因があると推測される部位により前肢跛行、後肢跛行(腰部に原因)と呼ばれることもあるそうです。
競走馬の場合、跛行の原因のほとんどは、前肢なら腕節以下、後肢なら飛節以下とされているそうです。
馬の跛行治療とは?
診断には診断的麻酔法、X線検査、飛節内腫試験、超音波検査などが用いられ、治療法には、原因と考えられる部位に対するレーザー治療や、沈痛消炎剤を投与するなどして対処するのが一般的とされているようです。
治療する際にも、慎重に治療をしないと走ることができなくなることがあるそうなので、治療が終わった後でも、もう一度X線検査や超音波検査などを再度することが必要のようです。
まとめ
跛行(はこう)という言葉は初めて聞きました。
跛行(はこう)にならないようにしてあげることが一番かもしれませんが、跛行(はこう)になったら、しっかりと治療をしてあげることが重要のようです。