動物園でサイやキリンなどと並んで人気者の動物、ライオン。
大きな体に立派なたてがみ、鋭いキバが特徴的な生き物です。
このライオン、世界にはどれだけの種類が生息しているかご存知ですか?
ライオンに種類があること自体知らなかったり、どれも似ているので、区別がつかないと言う方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ライオンの種類やその特徴について、解説していきたいと思います。
目次
ライオンの種類と名前
世界には現在、7種類のライオンが生息していると言われています。
まずはそれぞれの名前をご紹介します。
- アンゴラライオン
- インドライオン
- コンゴライオン
- セネガルライオン
- トランスバールライオン
- バーバリーライオン
- マサイライオン
ライオンの種類とその特徴
次に、それぞれの特徴について、解説していきます。
アンゴラライオン
アンゴラ・コンゴ・ザンビア・ジンバブエなどに生息しているライオン。
たてがみがあまり発達しない代わりなのか、肩の周辺の毛が長く、まるでたてがみとつながっているように見えます。
インドライオン
インド北西部のグジャラート州の一部の森林にのみ生息する絶滅危惧種のライオン。
かつては中東にも生息していましたが、絶滅してしまいました。
森林などに住み、単独で狩りをおこなうのが特徴。
コンゴライオン
コンゴの北東部にある草原地帯に生息しているライオン。
他の種類のライオンと同一種である、という説もあるそうです。
セネガルライオン
セネガルからナイジェリアにかけて生息しているライオン。
ライオンとしては体が小さめで、たてがみもあまり発達しないのが特徴。
トランスバールライオン
南アフリカのトランスバール地方に生息しているライオン。
クルーガーライオンとも呼ばれています。
まれに生まれるホワイトライオンは、このトランスバールライオンの突然変異だと言われています。
バーバリーライオン
体長3mを超える巨大なライオン。
一旦は絶滅したと思われていましたが、1996年に生き残りが発見され、現在は60頭ほどが生存しているそうです。
マサイライオン
エチオピアやケニアなどに生息しているライオン。
ツァボライオンとも呼ばれています。
体毛が短く、たてがみがあまり発達しないため、全身がすらっとして見えます。
まとめ
世界のさまざまなライオンについて解説しました。
ライオンの数は年々激減していて、すでに絶滅してしまった種類も多いそうです。
これ以上貴重なライオンが減ってしまわないよう、見守っていきたいですね。