ヤギは元々山岳地帯に棲息していたことから、高いところが大好きです。
平地でも飼育する事は可能ですが、高いところを見つけてしまうとやはり登りたくなるようです。
今回はそんなヤギの性質について調べてみました。
ヤギが高いところを好きな理由
ヤギは漢字で山の羊と書くように、山岳地帯に棲息していました。
その名残りがあるため、高いところが好きなようです。
また天敵である肉食動物物を避けるために、高いところに登る傾向があるとも言われています。
ヤギが木登りしている写真を見たことはありませんか?
ヤギは優れた身体能力を持っているため、簡単に崖や木の上に登る事ができます。
ひづめも特殊で、高いところを登るために二つに分かれており、硬い外側と柔らかい内側を器用につかって岩肌を登ります。
ヤギがモロッコで木に登る理由
モロッコのサハラ砂漠では、ヤギが木に登っている姿が度々目撃されます。
この木はアルガンツリーといって、アルガンオイルの原料になる木になります。
砂漠では灼熱地獄で、草木が育たないため、木に生えている草を求めて登っているようです。
ヤギが 断崖絶壁に登る理由
みなさんは、ヤギが断崖絶壁に張り付いている光景を目撃したことはありませんか?
ヤギは優れた身体能力を持っているため、断崖絶壁にも登る事ができます。
しかしなぜ、危険を冒してまで登る必要があるのでしょうか・・・。
その答えは「塩分補給」を行うためです!
ヤギは草食動物なため、草しか食べる事ができません。
しかし、草には必要なミネラルが含まれてないため「塩分補給」が必要になります。
岩肌には微量の塩分が付着しているため、それを求めてヤギは命がけで崖を登っているようです。
ヤギの崖登りと木登りやばすぎて好き pic.twitter.com/djff5TW78s
— かすむら (@po_cun_) December 24, 2017
まとめ
ヤギは優れた身体能力と、特殊なひづめを使い高い所に登ります。
山岳地帯に棲息していたなごりもありますが、野性のヤギは塩分補給のために断崖絶壁に登り、岩肌についている塩分を舐めているようです。
ペットとして飼われる場合も、塩分は必要なため、餌とは別に与えるようにしましょう。