どうぶつえんなどでよく見かけるヤギですが、近くでみたことはありますか?
餌やりやふれあい体験ができる施設もあるようです。
姿が可愛くおっとりとした姿がかわいいと言う人も居ますが、近くでじっとみると目が怖いという人も居るようです。
ヤギの目は不思議な形をしているそうです。
それでは今回は、ヤギの目の構造についてご紹介します。
奇妙なヤギの目!その構造は!?
人間の目は丸い形をしていますが、ヤギの目は横長の丸い形をしているため、とても奇妙な目をしています。
しかし、この奇妙な目は夜になると目全体が人間のように丸く変化するようです。
目が丸いと太陽の光などを吸収し目がくらむことがありますが、ヤギのように細い目をしていると光が吸収しにくいので目がくらむことはないそうです。
ヤギの目は周りの暗さに対応しているため、野生の場合は日中と同じように細いと光が入らず天敵に襲われる危険が高くなります。
そのため、光を少しでも取り込むために、夜になると目を丸く変化させるようです。
ヤギは、草食動物のため常に危険と隣り合わせのようです。
目が細いだけでなく約50度回転すると言われています。
これは、草を食べ頭を下げた時に視野を広くするためです。
普通の目だと頭を下げたときは周りが見えずにとても無防備な状態になってしまいます。
そのため目を50度回転させることによって天敵を素早く見つけ逃げることができるそうです。
ヤギの目をいち早く逃げるために身につけたようです。
ヤギの他にも目が細い動物はラクダ、ヒツジなどが居るそうです。
まとめ
今回は、ヤギの目の構造についてご紹介しました。
日中ヤギの目が細いのは光を吸収しにくくし視野を広くするため、夜は光が吸収しにくいと何も見えずに天敵に襲われやすくなってしまいます。
そのため、夜は少しでも多くの光を吸収するために大きな丸い目に変化するようです。
日中は少し奇妙な目をしていますが、夜はカワイイメになります。
細長いだけでなくヤギの目は50度回転するようです。
このヤギの目の構造は天敵から身を守り、自然界で生き抜くために進化したと考えられます。
動物園はだいたい日中なのでかわいい姿を見る事はできませんが、どのように目が変化するのか機会があれば見てみたいですね!