動物園や水族館でも人気のあるペンギンたち。
そんなペンギンたちは、野生のものでもとても人懐っこいと言われているようです。
人を見たら警戒して逃げてしまいそうなものですが、中には近づいて来るペンギンまでいるそうです。
ここではペンギンが人懐っこい理由についてご紹介します。
ペンギンが人懐っこい理由は?
ペンギンの天敵としては「ヒョウアザラシ」や「シャチ」などがあげられますが、これらは水中での天敵になります。
ペンギンが住んでいる陸上には、基本天敵と呼べるような大型の肉食動物などは生息していません。
そのため、陸上でのペンギンには警戒心があまり無いようで、人懐っこい性格の個体が多くなるようです。
ただ、人になついているわけではなく、得体の知れないものに対する好奇心と懐疑心があり、人に寄って来ている、とも言われています。
人に寄ってくるペンギンは可愛いのですが、「南極条約」というものがあり、人からペンギンに近づいてはいけない、と言うルールがあるそうです。
南極に行く機会は無いとは思いますが、野生のペンギンに遭遇する機会があったら、ペンギンたちから寄ってきてくれるのを待つようにしてください。
ペンギンは人を仲間だと思っている?
ペンギンは人を仲間だと思っている、と言う説もあるようです。
ペンギンが生息している場所は、人が滅多に近寄らないような場所が多いそうです。
そのため、人のことを見慣れていないため、自分たちと同じように二足歩行をしている人間を見て、仲間だと思っている、というのです。
ペンギンは先頭のペンギンに付いて歩く習性があるのですが、人間を仲間だと勘違いしたペンギンは、人の後ろを付いて歩き、その後ろを他のペンギンが付いて歩くので、ちょっとした行列ができてしまう事もあるようです。
まとめ
いかがでしたか?
ここでは、ペンギンが人懐っこい理由についてご紹介しました。
そもそも陸上に天敵と呼べるような動物がいないことから、ペンギンの警戒心はとても薄いようです。
さらに二足歩行している人は、自分たちの仲間に見えてしまっているなんて、とっても可愛らしいですよね。
もし野生のペンギンに会う機会があったら、寄ってきてくれるのを静かに待つようにしましょう。