「シマリスはハムスターと同じような育て方でいいんでしょう?」
そう思っている人も多数いらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、様々な面でシマリスとハムスターは違っており、そのひとつに「冬眠」があります。
全く知らぬまま冬眠に入ってしまうと「調子悪いの!?」
と焦っては大変!
そうならないために、今回はシマリス冬眠の時期や場所についてご紹介します。
シマリスの冬眠時期は?
シマリスの冬眠時期は性別、更に大人と子供でも若干の違いがあります。
オスの冬眠日数は140~230日、メスの冬眠日数は160~250日の間で行われるとのことです!
通常ですと、メスの方がオスよりも基本的に長く冬眠するそうですので、オスとメスの両方を飼育していると違いが見られて楽しいかもしれません。
大人のリスの冬眠時期は10月中旬頃~4、5月頃まで、子供のリスの冬眠時期は10月下旬(11月頭)~4、5月頃までとされています。
親が先に冬眠体制に入り、子供は後から・・?
とちょっと不思議な気もしますが、子供のリスの方が冬眠時期が遅いのです。
人間の赤ちゃんも基礎体温が高いように、リスも基礎体温の差からある程度の違いが出るのかもしれません。
野生のシマリスは、木の洞や地中に穴を掘り冬眠を行います。
シマリスの冬眠は、一般的な動物に多い冬眠前に脂肪を溜め込むタイプの冬眠方法ではなく、半覚醒状態で餌を食べたり排泄したりしながら冬を越すそうです。
また、リスの仲間の中でも冬眠するのは、シマリスだけとされております。
基本的に飼育下のシマリスは、冬眠することは少ないとは言われていますが、絶対に冬眠を避けたい場合は飼育環境を一年中20度以上に保つことで、更に冬眠の確率を下げることができます。
もし冬眠してしまった場合、途中で覚醒させてしまうのは体への負担が大きいため絶対にNG!
なるべく寒く、暖房による温度変化の少ない場所に移動させ、冬眠を邪魔することなく見守ってあげましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、シマリス冬眠の時期や場所についてまとめてみました。
シマリスは性別や成長具合によって総冬眠日数、冬眠時期が異なり、冬眠場所は木の洞や地中で冬眠を行うということがわかりました。