うさぎと聞くと、ネザーランドドワーフなどカタカナの名前が多く、日本のうさぎってイメージがあまりありませんよね。

その中で、日本の固有種がいたらぜひ見てみたいものです。

野うさぎのように駆け回っているうさぎなのか、耳が長いのか等々想像が膨らみます。

今回は二ホンノウサギに、焦点をあてて調べていきたいと思います。

うさぎ 日本 固有種

二ホンノウサギの固有種を調べてみた!

ニホンノウサギは平地から丘陵地、山地まで生息しており、標高2700m辺りの高地まで見られ、群れなどをもって生活する習性はなく、単独で生活しています。

主に藪や草原、森林などに生息しているが、荒地や二次林、都市近郊などでも見られ、河川周辺でも見られるそうです。

食べ物は、草や草の茎、木の葉などを食べますが、イネ科の植物など、季節によって様々なものを食べ、冬には樹皮や小枝なども食べたりもします。

行動範囲としては、ねぐらを中心に大体半径400mの範囲の中を行動しており、夜行性のため、昼間は藪や木の根元などで休んでいます。

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外敵はキツネやテン、ワシなどの猛禽類になりますが、聴力に優れているため外敵を察知すると、甲高いような鳴き声を上げて仲間に知らせる習性を持っています。

動きは素早く、走るときには耳を倒して、丈夫な後足で跳躍して走り回る事ができます。

体の特徴としては、耳が細長く、長さが6cm~9cm程あります。

後ろ足は前足よりも長く、前足に5本、後ろ足には4本の指があり、尾が比較的短いです。

体毛は短く、毛色は茶色や赤茶色、褐色であり、腹部だけが白いのが特徴です。

しかし、夏毛と冬毛が見られるものもおり、冬でも茶色のままのものと、白くなるものがいるようです。

毛色の変化は、気温や日照時間、光量などの環境条件に影響されるようですが、北の方や積雪地帯に分布しているものほど、白色化が多く観察されているようです。

まとめ

ニホンノウサギは、平地から高地まで広い範囲で単独で生活している事から、割と生活環境に広く対応できるうさぎのようです。

また、天敵が多い中でも生きていけるのは、俊敏な動きと優れた聴力で警戒できる能力のおかげなのかもしれません。

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