ミーアキャットは砂漠のギャングとも呼ばれています。
最近ではペットとして飼育している人も居るそうです。
ミーアキャットは、猫科の動物と勘違いされがちですが、正式には肉食目マングース科スリカータ属に分類される動物です。
姿がカワイく2本脚で立っている姿はとてもカワイイですよね！？
姿がカワイイのに砂漠のギャングと言われているミーアキャットは、どんな動物なのでしょうか？
それでは今回は、ミーアキャットと生態についてご紹介します。
ミーアキャットの生態とは！？
ミーアキャットは人間とは大きく異なる生態を持っているそうです。
子育ての方法
ミーアキャットは共同繁殖という少し変わった方法で子育てを行うようです。
ミーアキャットは群れで生活しているため、全員で赤ちゃんの面倒をみて子育てを行うようです。
しかし、これは上位のペアの赤ちゃんのみです。
この方法は、掟のようなものなので、下位のミーアキャットが妊娠してしまった場合には、群れから追い出されてしまうため、上位のミーアキャットがいる限り、繁殖を行うことはめったにないそうです。
生息地に天敵がいっぱい
ミーアキャットは、主に南アフリカやボツワナ南部などのサバンナなどに生息しているため、いろいろな動物が生息しています。
もちろん凶暴な肉食動物も暮らしており、ミーアキャットはその中でも比較的下位に位置づけられているため、毎日危険と隣り合わせの中暮らしています。
ミーアキャットの主な天敵は、地上で生活するジャッカルやハブなどの中型の肉食獣ですが、上空にいるワシやフクロウなどの猛禽類も天敵となってしまうそうです。
ミーアキャットは、姿がプレーリードックに似ているとよく言われますが、2種類を見比べてみるとあまり似ていないようです。
ミーアキャットは、飼育することが可能ですが、犬や猫とは違い飼育が難しいと言われています。
ミーアキャットは、サバンナなどの暑い地域で暮らしているため、日本などの寒い地域は苦手なので飼育する際には温度に気を付けなくてはなりません。
はっきり言ってしまうと、犬や猫などの動物とは違い、詳しい生態は分かっていません。
いまだに解明されていないようです。
飼育しているミーアキャットを繁殖させたいという人も居ますが、繁殖についても詳しく分かっていないため、動物園の飼育員でさえ繁殖に失敗してしまうため、一般の人が行うにはかなり難しいようです。
まとめ
今回は、ミーアキャットはどんな動物なのか、生態についてご紹介しました。
ミーアキャットを飼育する事ができますが、詳しい生態については分かっていないので、飼育は凄く難しいようです。
人間と違って野生のミーアキャットは、共同繁殖という上位のペアの赤ちゃんを全員で見るという方法で子育てを行っているそうです。
ミーアキャットが暮らしている地域は天敵がいっぱいいるため、いつも危険と隣り合わせで生活しています。
生態が詳しくわかっていないことからペットとして飼う事はまだ少ないので、生態の研究も進んでいないようですが、これからの研究結果が気になりますね！
