可愛い容姿が人気のスカンクですが、原産地とされているアメリカ合衆国には、現在、どのくらいの種類のスカンクが生息しているのでしょうか。
また、アメリカ合衆国以外には、どのような種類のスカンクが生息しているのでしょうか。
スカンクの種類について
スカンクと言えば、真っ先に思い浮かべるのが、国内の動物園で見ることができる、黒い身体に2本の白い線が入ったシマスカンクではないでしょうか。
シマスカンクは、ネコ目スカンク科スカンク属。
アメリカを中心にカナダ、メキシコに生息しているとされております。
身体に2本の白い線が入っていることから、シマスカンクと名づけられました。
続いて、セグロスカンク。
シマスカンク同様、ネコ目スカンク科スカンク属に属し、同じくアメリカを中心に、メキシコ等で見ることができます。
次は、セイブマダラスカンク。
こちらはネコ目スカンク科マダラスカンク属。
生息地はアメリカ西部、メキシコになります。
白と黒のまだら模様が特徴です。
トウブマダラスカンクはネコ目スカンク科マダラスカンク属に属しますが、主に、アメリカ東部、メキシコに生息しております。
こちらも、白と黒のまだら模様になります。
小さな身体が可愛いピグミーマダラスカンクは、ネコ目スカンク科マダラスカンク属になり、メキシコに生息しております。
ちなみに、体長は24~28センチ、体重150~320グラムとなります。
そのほかにも、メキシコほか、コスタリカ、グアテマラ、ニカラグア、ホンジュラス、ベリーズに生息するミナミマダラスカンクはじめ、アメリカ、メキシコ、ニカラグアに生息するブタハナスカンク、テキサスブタハナスカンク、アマゾンスカンク、アルゼンチンスカンク、アンデススカンク、ペルースカンク、パタゴニアスカンク、マレーアナグマ等のスカンクが、それぞれのエリアで生息しております。
まとめ
手のひらに乗る小さな身体のピグミーマダラスカンクから、最大90センチというテキサスブタハナスカンクまで、様々な種類のスカンクが確認されております。
主な生息地はアメリカ合衆国になりますが、メキシコ、ニカラグア、アルゼンチン、チリ、ペルー、ウルグアイ、インドネシア、フィリピンと、寒いエリアから暖かいエリアまで、それぞれの環境に対応したスカンクが生息しております。