つぶらな瞳にふわふわの身体が特徴のスカンク。

日本でも人気のスカンクは、夜行性の動物になり、昼間は巣穴の中で睡眠をとり、夜になると、餌を求めてあちこちへ出かける夜行性の動物になります。

可愛い姿を見るためには動物園まで足を運ばなければなりませんが、日本に、野生のスカンクは生息しているのでしょうか。

また、日本で生息している場合、どのエリアに生息しているのでしょうか。

スカンク 日本 生息

スカンクは日本に生息しているの?

スカンクは、今も昔も、日本には生息しておりません。

もし、野生のスカンクに出会うことがあったなら、それは、どなたかが飼っていたペットのスカンクが何かの弾みで逃げ出してしまったスカンクになりますので、発見次第、警察に連絡をしなければなりません。

スカンクが生息しているエリアは、主に北アメリカになりますが、その他にも中央アメリカから南アメリカにかけて、また、インドネシア諸島、フィリピン諸島、マレー諸島等の東南アジアに生息していることが分かっております。

スカンクは4属15種。

スカンク属、マダラスカンク属、ブタバナスカンク属、スカンクアナグマ属に分類されます。

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わたし達が動物園で目にする機会の多いスカンクは、白と黒の縞模様をもったシマスカンク、もしくは白と黒のまだら模様のあるマダラスカンクではないでしょうか。

これらのスカンクはネコ目・スカンク科・スカンク属、またはマダラスカンク属になります。

スカンク属、マダラスカンク属に属するスカンクは、北アメリカから南アメリカにかけて生息しているスカンクを輸入し、動物園で飼育されたものになりますが、スカンクアナグマ属に分類されるスカンクはインドネシア、フィリピン等の東南アジアに生息しているジャワスカンクアナグマ、パラワンスカンクアナグマになります。

ちなみに、北アメリカに生息するスカンクと、インドネシアに生息するスカンクは、同じ模様ではありません。

スカンクのほとんどは白と黒の体色になりますが、シマとマダラのみの模様ではなく、属性、種別によって、模様の出方は異なっているとのことです。

まとめ

テレビアニメでも人気のスカンクは、その愛らしい表情と白と黒の模様が特徴の動物になりますが、この個性的な模様は、外敵から身を守るための警戒色となっております。

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