ミーアキャットは、日光浴をするときに2本足で立つ姿がカワイイとして人気を集めています。
珍しい動物ですが、日本には専門店があり飼育している人も居るようです。
犬や猫と違って飼育はとても難しいようです。
ミーアキャットは暑い地域で暮らしているため、日本の寒い地域ではエアコンなどを利用して温度を保たなくてはなりません。
飼育しているミーアキャットを繁殖させようとしても、生態について詳しくわかっていないため、動物園の飼育員さんが行っても失敗する事の方が多いようです。
そんなミーアキャットはいつ出産するのでしょうか?
今回は、ミーアキャットの出産時期や方法についてご紹介します。
ミーアキャットはいつ出産するの?
ミーアキャットは約生後1年で大人になるため、1年を過ぎると繁殖が可能になるようです。
繁殖期はミーアキャットによって異なりますが、8月~3月が多いと言われています。
発情して繁殖しますが、ミーアキャットが発情すると攻撃的になってしまうので、飼育している場合には少し大変かもしれません。
オスのミーアキャットは肛門の周りにある肛門腺をあちこちにこすりつけてメスにアピールするようです。
肛門だけでなく頭をこすりつけることもあります。
オスの肛門がぷっくりと大きく膨らんで見えることがありますが、こすりつけすぎてお尻が擦り剝けてしまっているからだそうです。
発情すると今まで見てきたミーアキャットとは違って見えますが、野生を取り戻し攻撃的になってしまっているようです。
牙をむいてかみつくこともあるので気を付けなくてはなりません。
発情期にはオス、メスともにあることなので繁殖期が終わるのを待つしかありません。
繁殖をして妊娠したら、妊娠期間は11週間です。
人間と比べるとかなり早いですね!
巣穴の中に草を敷き詰めてその上で赤ちゃんを産むようです。
ミーアキャットは、一度の出産で2匹~5匹の赤ちゃんを産むようです。
産まれたばかりの赤ちゃんは、生後10日までは目は開いておらず、体の大きさは5cmほどです。
お母さんの母乳を飲んで育ちますが、母乳から離れるまでには約3か月かかるようです。
ミーアキャットは、群れで生活し、赤ちゃんを産めるのは群れのリーダーのメスだけです。
共同繁殖という方法で子育てを行うので、リーダーのメスが産んだ赤ちゃんを仲間みんなで子育てを行います。
まとめ
今回は、ミーアキャットの出産時期などについてご紹介しました。
ミーアキャットは産まれて1年で大人になり、繁殖を行えるようになるそうです。
交接して赤ちゃんを産むまでに約11週間のようです。
とても短い期間で出産を迎えるということがわかりました。
ミーアキャットは、共同繁殖という方法で子育てをします。
常に群れで行動し、群れの上位のメスしか赤ちゃんを産むことができず、そのメスが産んだ赤ちゃんを他のメスで子育てを行うという方法です。