世界中の森林などを住処にする鹿。日本でも色々なところでたくさん見ることができますよね。
また、アニメなどの主題にもされている通り、人気のある動物だと思います。
そして、大人はかっこよく、俊敏性に特化しか体つきですが、かわいいのはその赤ちゃん、小鹿。
この小鹿はどんな大きさや行動をするのでしょう。
鹿の赤ちゃんの大きさはどのくらい?
鹿は偶蹄目シカ科の哺乳類です。
日本にも住みヤクシカ、ホンシュウシカなどの亜種もあり、北のほうに住むものほど大型です。
オスは枝状にわかれた角を持ち、毎年生え変わります。
草食性ですので植物は何でも食べ、食欲も旺盛です。
時に奈良公園など人間がいるところの鹿がビニールなど食べてしまい問題になることもありますし、山の植物を根こそぎ食べてしまい、土の保水性が低下してしまい、土砂崩れを起こすこともあります。
体の大きさは大小さまざまです。
一番小さいシカはチリの固有種である<プーズー>で体長は70~90cm、体重は6~13kgです。
逆に大きいシカは<ヘラジカ>で体長240~310cm、体重200~825kgです。
日本国内で鹿というとニホンジカをさすことが多いです。
体長は90~190cm、メスは90~150cmで体重は50~130kg、メスは25~80kgです。
全身は茶色ですがお尻の毛は白く、縁が黒いです。
夏には胴体に白い斑点が出現し、冬になるとほぼなくなります。
繁殖は胎生で9月下旬から11月にかけて行います。
そして、5月下旬から7月下旬にかけて子供を産みます。
生まれてしばらくは地面に伏せており、母親を求めて<ミー>と鳴き、母親も<ビー>と答えます。
朝昼夕に授乳を行い、4~5kg前後で生まれた小鹿はだんだん成長していきます。
栄養状態が悪い場合はオス3.4kg、メス3.1kgと低くなります。
そして、2年をかけて大人に育っていきます。
メスの小鹿は母親のもとにとどまりますが、オスの小鹿は角が伸びるようになるころ母親のもとを離れます。
5~6月にかけて冬毛が抜けて夏毛に生え変わります。
夏毛はオレンジが買った明るい茶色で、白い斑点があります。
お尻は大人は白色、小鹿はベージュ色をしています。
自然下では寿命は4年ほどですが人間の飼育下では20年以上生きることもあります。
ヤクシカ赤ちゃん、すくすく元気に育っています。手前が7月生まれで、奥が6月生まれのおにいさんかおねえさんです。 pic.twitter.com/kBsnQlabCo
— 小諸市動物園【公式】 (@komorozoo) 2016年7月18日
まとめ
かわいいシカの赤ちゃんは、2年をかけて大人へと成熟するようです。
オス、メスともに成長過程での行動の差がありますし、お尻の色で子供と大人は違いようですね。
映画のテーマとなった小鹿は初夏あたりに動物園などで、公開していることも多いですので機会がありましたら是非会いに行きたいものです。