飼っているモモンガに抜け毛が多く、ハゲてきたという事例は案外多いそうです。
季節の変わり目などの抜け毛ならいいのですが、ストレスや栄養不足、病気などが起因している場合は早めの対応が必要になりますよね。
ここは、モモンガのハゲの原因と考えられる主なものや対策法などについてご紹介します。
モモンガのハゲの原因は!?
モモンガのハゲの原因としては、主に次のようなものが挙げられるようです。
ケージの摩擦によるもの
モモンガがケージをかじるのはよくあることなのだそうです。
その際に鼻や口のまわりがケージにあたり、摩擦によって毛が抜けるのですね。
ケージをかじる理由ははっきりしませんが、ストレスによるともいわれますので、その原因について確認することが必要になるでしょう。
季節の変化によるもの
モモンガは春と秋に体毛が生えかわるそうですが、その段階で毛が薄くなってしまう時期があるかもしれません。
しばらくして元に戻れば問題ないですが、解消しないようでしたら他の理由を探ることが必要になるでしょう。
栄養バランスの問題
偏ったエサばかりを食べていると、栄養バランスが崩れて脱毛することがあるようです。
ビタミンやミネラル、たんぱく質などを補うため、バランスのとれた食事を与えることが大切ですね。
ストレスによるもの
小動物は飼育環境や周囲の様子からストレスを抱えやすいといわれるようです。
運動不足や衛生状態はもちろん、周囲で大きな音がしたり別の動物がいることなどもストレスの要因になるようです。
皮膚病によるもの
細菌性や湿疹性、アレルギー性など様々な要因がありますが、いずれにしても早めに病院に連れていき、投薬などによる治療を行うことが必要になります。
悪化した場合には命にかかわる可能性もありますので、病気に早く気付くことや普段の飼育環境に気を付けるなどして、被害を最小限に抑えるようにしたいものです。
まとめ
モモンガの抜け毛には様々な理由がありますが、飼育環境や食生活に気を付けることで防げる場合もあることがわかりました。
皮膚病の場合には治療が必要になりますので、早めに獣医さんへ連れて行くのがいいでしょう。
いずれにしても、毎日の観察を欠かさず責任を持って飼育する意識が大切になりますね。