うさぎも人間と同じような病気になるんですね。
胃拡張は、まだまだ分からないことがあるので一概にはいえません。
では、胃拡張の原因や治療法はどのようなものでしょう?
今回はうさぎの胃拡張について紹介したいと思います。
うさぎの急性胃拡張の原因
うさぎの胃拡張の原因はまだわかっていません。
「急激な温度変化」「急な季節の変わり目」「突然の換毛」「グルーミング」など様々な原因がかんがえられます。
また、レントゲンをとると食べたモノが胃の内部でクリーム状にされたまま動いていないこともあるようです。
つまり、胃が動いていない状態になるようです。
様々な理由で胃拡張の原因になるので普段から気を付けておきましょう。
うさぎの急性胃拡張の治療の仕方
うさぎが胃拡張になった場合、体液組成の調節のための輸液と鎮痛剤を使用した痛みの緩和が必要になります。
常備薬として使用されることの多い消化菅を動かす薬は、状態によっては悪化してしまう可能性があるので慎重に治療を行いましょう。
主な治療法としては、痛み止めを皮下点滴・皮下注射で行い、家では内服シロップを与える方法になります。
また、点滴方法は二つあります。
一つは、前足に点滴する方法で、直接血管に輸液をいれるので効果が高いです。
しかし、前足の血管に針を刺して外れないようにテーブルでグルグル巻いて、さらにそこを噛まないようにエリザべスカーラーを巻くのでストレスは高いです。
もう一つは、背中の皮に輸液を入れて、ゆっくりと吸収させていく方法です。
直接血管に入れるより効果が薄かったり、遅かったりしますがストレスは少ないです。
また、ここで、点滴したことで
- 入院して様子を見る
- 連れて帰って様子を見る
- 病院でしばらく様子を見て1、2、を判断する
の3つの選択肢があります。
病状にもよりますが、注射器でエサを与え、朝晩に消化菅を動かす薬を1週間飲ませます。
つまり、
- 飼い主が異変に気付く早さが大切
- 迷うことなく、様子見することなく、即座に病院に行くことが大切
- 適切な内科的治療を受ける
ことが大事です。
まとめ
どんな動物でもよく観察したり、遊んであげたりすることで病気の早期発見早期治療ができます。
私の時も触っていたらしこりをみつけて、動物病院に行ったことがあります。
触診とまではいかなくても「なんか変、元気ないな」と思ったら動物病院にいってくださいね。