うさぎを飼っている方も近年では増えてきました。
ペットは家族の一員ですから、健康に長生きしてもらいたいですよね。
その為にも、健康面の管理はしっかり行わなくてはなりません。
うさぎは猫と同じように、自分でグルーミングという毛づくろいをします。
これによって毛も食べてしまうのですが、うさぎは猫のように毛球を吐くことが出来ないので、胃や腸にため込んでしまう事が多いと言われています。
これを毛球症と言い、命を落としてしまう事もある病気の一種なので、飼い主さんは注意しなければいけません。
もし、うさぎが毛球症になってしまったら、病院ではどのように対応してくれるのでしょうか?
毛球症の手術や治療費について、ご紹介したいと思います。
うさぎが毛球症に…手術で治る?
毛球症の症状としてよく見られるのが、食欲の衰えと糞の減少です。
胃や腸に毛球が詰まり始めると、糞の排出が難しくなるため便秘気味になります。
排出があったとしても、普段より大きさも小さかったり、消化が困難になって下痢を引き起こすこともあるようです。
うさぎの変化に早めに気付いて病院に行った場合、薬の投与や餌の調整で治ることが多いのですが、症状が酷いと手術をすることになります。
毛球を取り除く手術なので、開腹手術となります。
麻酔をかけて胃を開き、毛球を除きます。
ストレスに弱いといわれるうさぎですから、手術によって受けるストレスは大きいものです。
しかし、この手術で毛球症の苦しみから助けることが出来ます。
うさぎが毛球症に!治療費はどれくらい?
治療費は病院によって差がありますが、上記のように手術を行った場合は入院も必要となります。
5日間ほどの入院をしたとして、1日の入院費が3,000円×5日間で15,000円。
手術費が30,000円で、その他に検査や点滴・薬の投与もあると考えられるので60,000~80,000円程度が必要そうです。
症状が軽度であれば、検査と点滴や薬での治療で10,000円程度かかるでしょう。
まとめ
うさぎの命に係わる毛球症には気を付けなければなりません。
犬や猫に比べたら、病院での治療費は少ないとされていますが、手術の必要があれば費用も多くかかります。
病院によって費用は違うのですが、金額で選ぶのではなく、うさぎにかかるストレスや負担の少なさを基準に病院を選ぶことが大事です。
そのためにも、あらかじめ病院について調べておくと良いかもしれません。