ハリネズミはトゲトゲの風貌から、なんとなく強そうなイメージがありますよね。
でも、実際のところはとても繊細で、身の危険を感じるとすぐに丸まってしまいます。
まるでダンゴムシのようですね。
背中側には針がびっしり生えているハリネズミですが、お腹や耳部分には針がなく、皮膚が見やすい状態になっています。
ハリネズミの耳が汚くなっていた場合、人と同じように耳掃除をしてあげるのでしょうか?
ハリネズミの耳の汚れを綺麗にする方法について、調べていきたいと思います。
ハリネズミの耳の汚れについて!
野生のハリネズミは、自分で自分の身体を綺麗に保つようにしています。
土に埋もれて穴掘りをしたりすることで、自然と汚れが落ちていくものですが、飼育環境下ではなかなか難しいですよね。
土に穴を掘るような飼育環境を、用意できる事の方が少ないと思います。
ハリネズミの耳が汚れていた場合、耳掃除をしてよいのかどうか悩みますよね。
結論からいうと、耳掃除は必要ありません。
逆に下手に人が触ってしまうと、嫌がって暴れたりして危ないですし、ハリネズミにも多大なストレスがかかってしまいます。
ハリネズミの耳が汚れている場合には、飼い主は触らずにハリネズミも診てくれる動物病院につれていくようにします。
耳が汚れている状態というのは、病気の可能性も高いからです。
ダニや細菌、真菌など様々な原因によって外耳炎になってしまっている場合には、耳が汚れます。
この他の症状としては程度により異なりますが、かゆみを生じたり膿状のものが出たり、くさいニオイがするなどの症状もあります。
初期段階の場合はあまり自覚症状がないとも言われていますが、進行してしまうとどんな症状であったとしても、ハリネズミにとってはとても辛い状態です。
さらに症状が悪化する前に動物病院に連れて行き、検査をしてもらった方が良いでしょう。
発見が早ければ、症状も軽くてすむので飼い主さんも安心できますね。
また、その後の対策としては飼育環境を綺麗にしてあげることも大切です。
その際の注意点として、ハリネズミは匂いに敏感なのでなるべくストレスが少なくなるように、洗剤など人工的なニオイのついた物を入れないなどの工夫も必要です。
まとめ
ハリネズミの耳が汚れた場合の対処方法について、ご紹介してきました。
耳掃除は、しない方がよいということがお分かりいただけたことでしょう。
普段からよく様子を確認し、何か異常があればすぐに気づいてあげられると良いですね。