犬アレルギーや猫アレルギーなど、動物が原因でアレルギー反応を起こしてしまう方がいらっしゃいます。
これと同じように、うさぎにもアレルギーを発症してしまう方も多いようです。
近年では、ふれあい動物園やうさぎカフェなど、うさぎと遊べる機会や場所も増えており、ペットで飼う方も増えてきたことに一因があると考えられています。
うさぎを飼ってからしばらくして発症することもありますし、飼ってなくてもうさぎとふれあってすぐ体調が悪くなってしまうこともあります。
しかしこれがアレルギーなのか自分では判断できませんよね。
病院でアレルギー検査を受ける必要があるのですが、一体どのような検査をするのでしょうか?
そこで今回は、うさぎアレルギーの検査についてご紹介したいと思います。
うさぎアレルギーの検査とは?
うさぎアレルギーは犬や猫アレルギーと同様に、体や目のかゆみ、湿疹、蕁麻疹、咳、鼻水、くしゃみなどの症状が現れます。
主に体毛や糞、唾液が原因とされており、触れたり空中に舞っている毛を吸い込んでしまうことで、アレルギー反応を起こしてしまいます。
これらの症状が出た場合、放っておかずに病院に行くことが大切です。
もしもアレルギーだったら、放っておくと呼吸困難に陥ってしまう可能性もありますので、必ず診てもらうようにしましょう。
では、アレルギーの検査とはどのようなことをするのでしょうか。
主に、血液検査か皮膚検査で調べてもらうことになるようです。
血液検査では、血液中のアレルギー抗体の値を調べます。
この値が高ければ高いほど、アレルギー反応が出やすく、注意しなければなりません。
また、皮膚検査ではパッチテストを行います。
皮膚にアレルギー物質を含んだ液体を少量乗せ、皮膚が赤くなるかどうか調べるテストです。
血液検査の結果は1週間ほどかかりますが、パッチテストは翌日には分かるうえに、自分の目でも確認が出来るので自覚を得やすいかもしれません。
うさぎアレルギーは何科に行けば良い?
どのアレルギー症状が出たかで、行く病院が分かれます。
湿疹や蕁麻疹、体のかゆみの場合は皮膚科へ、目のかゆみや充血は眼科へ、咳や喘息は内科へ、鼻水やくしゃみは耳鼻咽頭科へ掛かりましょう。
それぞれで、うさぎを飼っているのでアレルギーか調べてほしいと伝えれば調べてくれるでしょう。
アレルギー反応が無くても、念のため事前に調べておくもの良いかもしれませんね。
まとめ
うさぎアレルギーかもしれないと思ったら、すぐに病院で診てもらいましょう。
血液検査やパッチテストなどの皮膚検査で調べてもらうことが出来ます。
検査してもらえる病院をあらかじめ調べておくことも大事です。
うさぎの健康もだいじですが、飼い主さんの健康も大事です。健康で安全に生活するためにも、十分に気を付けましょう。