うさぎを大事な家族の一員として迎えている家庭も増えていますが、健康に長生きしてほしいですよね。
そのためには毎日の健康チェックが大切です。
症状が出てから病院に行くのは当然ですが、少しの変化に気付いて早めに病院へ連れて行ってあげられると、より安心です。
では、家でもできる健康チェックはどうすれば良いのでしょうか。
いくつか見るポイントはありますが、特に見た方が良いのが糞なのだそうです。
そこで、うさぎの糞による体調チェックの見方に付いてご紹介したいと思います。
うさぎの糞で体調が分かる?
糞は毎日の健康状態を知るうえで、とても重要な情報源です。
ですので、しっかり見ておいた方が良いです。
うさぎの糞は丸くてコロコロしており、適度に湿り気があります。
この状態が健康である証拠です。
体調が悪いと、下痢をしてしまったり、量が少なかったり、形がいびつであったり色も普段と全く違うものが排出されることがあります。
また、毛で繋がった状態の糞が出ることもあり、これは毛球症という病気の予兆であるとも言われています。
毛づくろいで食べた毛が上手く排出できずに、胃や腸の中に溜まって詰まってしまう病気です。
このように、普段と違う糞が見られたら体調が悪くなっているかもしれませんので、病院で診てもらうようにしましょう。
うさぎの糞が柔らかいのは大丈夫?
形はあるけど柔らかい糞の場合の体調はどうなのでしょうか。
ブドウのように連なって重なっているような糞だったら、それは盲腸糞です。
食糞とも呼ばれ、うさぎが栄養を補給するための大事な糞です。
通常は食べられるはずのものなので、落ちているのを目にしないはずなのですが、餌の栄養が多すぎていると食べられずにそのままになってしまうようです。
うさぎにとって食糞は大事な行動ですので、もし盲腸糞を見つけたら餌の調整を行った方が良いでしょう。
その他に、形は残っているけど緩めですぐ潰れてしまうような状態は、軟便である可能性があります。
緊急の状態ではありませんが、おそらく体調を崩し始めている合図です。
温度や湿度の調整がしっかり出来ているか、ストレスを与えているものがないか、餌や水にも気を使って環境づくりをしましょう。
それでも軟便が続いたり、下痢になってしまっている時はすぐに病院へ行ってください。
うさぎにとって下痢は命に係わります。
まとめ
うさぎの糞をチェックすることで、毎日の健康状態を知ることが出来ます。
うさぎからのメッセージとして、しっかり受け止めることが大事です。
体調の変化に早めに気付いてあげることで、うさぎと一緒にいられる時間が長く出来ます。
少しでもいつもと違うな…と感じたら、お医者さんに診てもらうようにしましょう。