うさぎは、どれぐらい生きられるか知っていますか。
平均で5~8年といわれています。
ただ、最近ではうさぎについて理解が深まり、生活環境の改善や健康管理などにより10年以上生きられるうさぎが増えてきています。
実際にギネス記録では、18年も生きられたうさぎが記録に載っています。
これは犬や猫よりも短く、人間と比べると大きく差がありますね。
飼い主さんにとって、うさぎは家族の一員です。
少しでも長生きさせてあげるために、どんなことができるのでしょうか。
うさぎを長生きさせる秘訣は?
うさぎに少しでも長生きしてもらうためには、気をつけたほうがいい事がいくつかあります。
まず1つ目は、うさぎはとてもデリケートな性格なのでストレスを与えないことが大切です。
人と同じでうさぎにも好き嫌いがあるはずです。
日頃からよく観察して、自分のうさぎが何を喜んでいるか、何を嫌がっているかをよく知り、快適な生活環境を整えてあげましょう。
次に、うさぎの体調を気にかけておくことです。
定期的に健康診断を受けておくと、病気の早期発見につながります。
うさぎは5歳~老化が始まると言われていますので、その頃から病気にかかる可能性がぐっと高まります。
特に、めすのうさぎは子宮疾患の発生率が高く、4歳以上で50~80%が子宮がんになっているようです。
これは早めに気づくのが非常に難しいため、たいてい進行してから病院へ駆け込む場合が多いようです。
予防としては、避妊手術をしておくことによって長生きできる可能性が高まります。
日頃から病院に慣れていれば、いつもと違う変化に気づいてもらえるでしょうし、うさぎにとって病院へ行くストレスが軽減されるでしょう。
最後に、毎日与えるえさの種類や量についてです。
うさぎは草食動物なので、牧草を与えることが最適です。
牧草は繊維が多いので、しっかり噛まないと飲み込めませんし、繊維質が消化を助けて、歯と腸の健康維持のために欠かせません。
ペレットフードはやわらかくておいしいため、うさぎがよく食べてくれますが、カロリーが高いため与えすぎると太ってしまいます。
肥満を避けるためにも適量を与えてあげましょう。
まとめ
うさぎに長生きしてもらうためには、気を付けたほうが良いことがたくさんありますが、いつも飼い主さんが愛情をたくさん注いであげることもとても大切です。
人と同じで、いっぱい愛されると心が元気になり、結果、体の調子も良くなるというように心と体はつながっているからです。
うさぎは、人と比べるととても早いスピードで歳をとってしまいます。
その分、十分に愛情をかけて、毎日の様子を観察してあげましょう。
小さな変化を見逃さないことが、長生きにつながっていくと言えるでしょう。