動物の年齢を表す際に、人間だと何歳くらいなのかという表現をすることが多いと思います。
この表現は、人間の年齢を基準に動物の年齢をあわせる事で、動物の実際をイメージしやすくなるからだと思います。
人間だとまだ子供かと思えば、よりかわいく思えますし、人間だとお年寄りかと思えば、より優しく接するようになります。
では、最近身近な存在となりつつあるヤギはどうなのでしょうか?
ヤギの年齢は人間だと何歳?
ヤギの平均寿命が10年~12年が多いことと、初出産と毎年の出産情報から推測すると次に上げる年齢の幅が人間の年齢に近いものだと思われます。
ヤギの初出産は1才くらいで、人間の年齢だと16~18才くらいとなります。
その後、ヤギは4才くらいで全てが永久歯となり、採れる乳量のピークを迎えます。
人間だと29~33才くらいの年齢だと言えるでしょう。
6才のヤギだとやや老化の傾向が目立つようになり、7才で老化が急速に進行するようになります。
8才になれば前歯が抜けるヤギも出てきだし、人間でいう更年期に近い状態となり、人間の年齢で40~60才くらいだといえるでしょう。
9才のヤギになると出産が限界に近くなり、人間では70才くらいのいわゆる現役を引退した老後を迎えはじめる年齢と言えます。
上記は平均年齢と出産という見方から人間での年齢を算出しましたが、動物の年齢を人間の年齢に当てはめるには問題点もあります。
動物と人間では成長速度の見方が全く違うことが多々あります。
人間であれば赤ちゃんが立ち上がって歩き出すのは1才くらいです。
しかし、動物のなかには生まれてすぐに立ち上がって歩き出すものが多くいます。
この点だけを見て人間年齢を考えてしまうと、動物の寿命はものすごい年齢になり、大きな誤差が出ることになります。
このことからも分かるように、一つの点だけを見て人間年齢を考えてしまうと、見る視点によって色々な人間年齢となってしまい、人間年齢に例えること自体に、全く意味が無くなってしまうということも側面にはあります。
まとめ
上記に上げたヤギの人間年齢は、人間の体調変化の視点も加えているのでより近いものになっているでしょう。
ただ、別の視点で年齢を考えることもヤギの人間年齢を考えるうえで重要となってきます。