ビーバーは水中で生活するのが得意な動物ですよね。
ダムを作ったり水の中に巣を作ったりします。
ビーバー以外でもカワウソやラッコなど、水中生活に適した動物が他にもいますよね。
これらの動物の違いはどこなのでしょうか?
ここでは、ビーバーとラッコとカワウソの違いについてご紹介します。
ビーバーとカワウソとラッコの違いは?
ビーバーはネズミの仲間になりますが、カワウソとラッコはイタチ科カワウソ亜科に分類されます。
イタチ科はネコ目に分類されるので、猫の仲間ということになりますね。
食性が大きく異なり、ビーバーは木の皮などを食べる草食性ですが、カワウソやラッコは肉食になります。
それぞれ違いをご紹介します。
ビーバーとカワウソの違いは?
ビーバーとカワウソでは、見た目がかなり違ってきます。
ビーバーはずんぐりむっくりな体型で、顔もほんわかした感じをしていますよね。
一方のカワウソは、イタチに似ており、胴体は細長くなっています。
ビーバーには平たく大きなしっぽがありますが、カワウソの尻尾はなかなか太く平たいですが、ビーバーほどではありません。
ビーバーは陸上での生活が苦手で、陸上に上がるときは水辺から20mくらいまでしか離れませんが、カワウソは陸上でも自由に動き回ることができるようです。
このドジョウ、極太だな・・・(それは、別の仔のしっぽです) #カワウソ #千葉動物公園 pic.twitter.com/4mcJLcYgU6
— まんぼう (@manbou400) November 10, 2013
ビーバーとラッコの違いは?
ビーバーとラッコは少し見た目が似ているかもしれませんね。
ずんぐりむっくりな体型に大きなしっぽ。
大きな違いとしては歯でしょうか?
ビーバーは齧歯類なので歯が出ているのが特徴ですが、ラッコは出っ歯ではありませんよね。
ビーバーとラッコは住んでいる場所が異なります。
ビーバーは川でラッコは海です。
陸上にほとんど上がらないというところは少し似ていますね。
ビーバーはダムを作ってその中に巣を作ることで有名ですが、ラッコは自分の巣を作ることはないようです。
ビーバーは夜行性ですが、ラッコは昼行性になります。
ビーバーは木を削り倒してダムを作りますが、ラッコはサル目を除いた哺乳類の中で唯一道具を使う動物と言われているそうです。
よく石を使って貝を割るシーンを見かけることがありますよね。
ラッコはお気に入りの石が見つかると左わき腹のポケットのようになった部分に隠したりするそうですよ。
【ラッコは石をなくすと落ち込む】
ラッコはお気に入りの石を持っており、どこにいくにしても持ち運びます。
一度お気に入りと決めるとずっと使い続けるのですが、何かの拍子でなくしてしまうと、半端なく落ち込んでしまい、ろくに食事もしなくなることがあるそうです。 pic.twitter.com/svbgpGLUeB— ちょっぴり不思議な動物の生態 (@fushigi_ani) August 26, 2018
まとめ
いかがでしたか?
ここではビーバーとカワウソとラッコの違いについてご紹介しました。
カワウソとラッコは同じイタチ科の動物で、カワウソよりもラッコの方が水中生活に特化しているようです。
ビーバーもカワウソもラッコも、みんな水中を泳ぐのが得意なので、間違えないようにしっかり特徴を覚えてくださいね。