ビーバーは自分でダムを作って、ダムの中に巣を作るという変わった習性をもつ動物です。
「自分の生活のために周囲の環境を作り替える、人以外の唯一の動物」とも言われているそうですよ。
ここではそんなビーバーの学名や英語での読み方など、名前の由来についてご紹介します。
ビーバーの名前の由来は?
日本でビーバーと呼ばれていますが、英語でも同じように「beaver」と呼ばれているようです。
外来語になるようですね。
ちなみに漢字でビーバーのことを「海狸」と書くそうです。
ビーバーは海に住んでいるわけではないのに不思議ですよね。
これは海の意味に「大きな湖」があるようで、湖の近くに住んでいるからではないかと言われています。
海生であると誤解を与えやすいということもあり、現在ではほとんど使われていないようです。
ビーバーの学名は?
ビーバーには2種類おり、アメリカに多く住んでいるアメリカビーバーと、ヨーロッパに住んでいるヨーロッパビーバーがいます。
それぞれ学名があり、アメリカビーバーは「Castor canadensis」、ヨーロッパビーバーは「Castor fiber」となるそうです。
どちらにも付いている「Castor」には「ビーバー」の意味があるようですよ。
ビーバーの英語での読み方や意味は?
ビーバーは英語で書くと「beaver」となります。
読み方としては「ビーヴァー」といった感じでしょうか?
そんなに日本語と変わらない気がしますね。
「beaver」は古期英語の「beofor」に由来しているそうです。
さかのぼっていくと褐色を意味する印欧基語「bhe-bhru-s」にたどり着くそうです。
ビーバーの名前は体の色が名前の由来になっているようですね。
ダムを作ることと関係がないようで少しびっくりしました。
まとめ
いかがでしたか?
ここではビーバーの名前についてご紹介しました。
ビーバーの特徴はダムを作ることだと思っていたので、名前の由来が体色からだったことに少し驚いてしまいました。
ちなみに、ヨーロッパビーバーとアメリカビーバーは形態も生態もよく似ているそうですよ。