ビーバーというと上手にダムを作るイメージがあるかと思いますが、そのダムは巣を作るために作っています。

ダムも上手に作ることが出来るビーバーは、自分たちの巣もとても上手に作るようですよ。

ここではビーバーの巣の作り方についてご紹介します。

ビーバー 巣 作り方

ビーバーの巣の作り方は?

ビーバーが巣を作るには、まずはダムを作って川の流れをせき止める必要があります。

川幅が2m程の小さな川ならば、1時間ほどでダムを完成させてしまうそうです。

ダムを作って川の流れを止めた後は、巣作りの始まりです。

ビーバーの巣は池の中に浮いているように見えますが、池の底から枝を組み上げて作られているのでとても頑丈です。

巣の土台には木の枝や小石混じりの泥を使用し、頑丈に作られています。

その土台の上に木の枝を組み上げて巣を作るようです。

巣の天井は泥などで固めていないので、換気口の役割を果たします。

出入口を水中につけることで、天敵の巣への侵入を防いでいるようです。

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ビーバーの巣は大雨が降っても水没しないの?

川をダムでせき止め、池のようにしてから自分の巣を作るビーバー。

いくら天敵を巣に近づけないためとは言え、大雨が降ったら水没してしまわないか心配ですよね。

ビーバーの巣の水位がきちんと保たれるように、ダムの高さが調節されているようなので、大雨が降っても床上浸水になる前に、きちんとダムから水があふれる設計になっているようです。

ビーバーの生息地では季節によって水位が変わるようですが、上手にダムの高さを調節して、自分たちの巣が最適な水位になるようにしているようです。

まとめ

いかがでしたか?

ここではビーバーの巣の作り方についてご紹介しました。

ビーバーの巣はとても上手に作られているようで、人が上に乗っても壊れないと言われているようです。

ビーバーを飼育している動物園などでは、運動不足解消のためにたまに巣やダムをわざと壊して作らせる、ということをしていることもあるようなので、運が良ければビーバーがダムや巣を作っているところを見ることが出来るかもしれませんね。

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